ロウリュで効果抜群!九州サウナーの"アジト"でサウナの醍醐味を味わってみた

生活

ロウリュで効果抜群!九州サウナーの"アジト"でサウナの醍醐味を味わってみた

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こんにちは。ライターの大塚たくまです。

現在、空前の「サウナブーム」です。感度の高い方々が急に「サウナ最高」と言い出した気がして、困惑しています。

ぼくは子どものころから、スーパー銭湯に行くとサウナに入っていました。サウナはどちらかというと好きなんですが、正直「そんなに興奮するほどのものか?」と思っています。

正直なところ「サウナー」と呼ばれる方々の「熱狂」に違和感を覚えているのです。サウナは好きっちゃ好きだけど、なんとなくハマれないのには理由があります。

「入浴中がヒマ」

「意外となかなか汗が出ない」

「水風呂に入りたいと思えない」

一体「サウナー」は何を楽しんでいるのでしょうか?

一度、サウナと真剣に向き合ってみてもいいかもしれない」と思ったぼくは、九州屈指と言われているサウナー集団のアジトに潜入しました。

ルーフトップにサウナ? ここは何?

福岡市内某所。

ここは九州のサウナー集団のメンバーの自宅。なんとルーフトップにはサウナスペースがあります。

すごい……。

この「サウナアジト」のオーナーである金沢さんと、メンバーの村嶋さんにお話をうかがいます。

金沢さん(左)と村嶋さん(右)

――こんにちは。今日はサウナの魅力を探りにやってきました!

金沢さん

大塚さんにサウナの良さが伝われば、裾野が広がりそうなので、がんばります。

――(意識高いな……。)ちなみにどうして、こんな場所をつくったんですか?

金沢さん

コロナ以前は、ほぼ毎日のようにサウナ施設へ通っていたのですが、コロナ禍での施設休業でサウナへ行くこともままならなくなりまして……。

――それで、この場所に??

金沢さん

そうです。サウナに入れない生活が考えられなかったので、いっそのこと自宅にいつでも入れるサウナを設置してしまおうと。

――なんというかもう生粋のサウナ好きというか、サウナ中毒者というか。ちなみに普段はどういった活動をされているんですか?

金沢さん

自分達の大好きな九州とサウナの魅力を多くの人に知ってもらいたいと思っています。また、コロナ禍で非常に過酷な状況下にあるサウナ施設やサウナシーンを微力ながら応援したいとの想いでサウナに関連した様々な活動をしています。

――「九州とサウナ」というWebメディアもやっていますよね。

金沢さん

「九州とサウナ」は、九州に住むサウナ愛好家たちがサウナに対する偏愛をひたすら綴っていくというコンセプトで運営しています。私たちのサウナに対する「ありがとう」を表現しているメディアなので、ぜひ読んでみてください。

――へえ、熱量があっていいですね。じゃあ、さっそく読んでみようかな……。

村嶋さん

大塚さん。

村嶋さん

まぁ、入りましょう?

金沢さん

そうそう!とりあえず、入ってみてくださいよ!まずはそれから。

たしかに。まあ、ひとまずサウナに入ってみますか!

正しい作法でサウナに入る

お話をうかがい、ぼくも服を脱いで、ルーフトップへ。なんとなく、裸でルーフトップへあがるだけで気持ちがいい。

――このサウナ、おしゃれですよね。

金沢さん

これは「バレルサウナ」という、シダー材でつくられたサウナです。イズバという、ロシアの伝統サウナを伝える会社から購入しました。

村嶋さん

シダーはサウナにぴったりな木材なんです。香りが良くてアロマセラピーにもなるし、高湿度に耐えて、菌にも強い。

バレルサウナへ入室。

――やっぱりなかなか汗が出ないんですよね。ぼくはサウナに向いていないのかな。

金沢さん

いやいや、まだまだここからですよ。ロウリュをしましょう。

サウナの満足度を高めるロウリュ

ロウリュとは、熱したサウナストーンに水をかけて、水蒸気を発生させることです。

ジョロロロ……。

ジュウウウウウウウウウウ!!!!

――熱くなってきた!

金沢さん

ロウリュをすることで湿度が上がって、体感温度が上がるんですよ。大塚さんもやってみてください。

――おお、もっと熱くなってきました!!!!

金沢さん

よし、もっと追い込んでみましょう!!!!

水風呂を気持ちよくするためのサウナ

――おお!!!めちゃめちゃ熱い……!!!!! 汗が噴き出る。

金沢さん

大塚さん、無理は禁物です!!ここというタイミングで、すぐに外へ出て、水風呂へいきましょう!

――水風呂苦手なんですけど、たしかに今なら入れる気がする!

水風呂!水風呂〜〜!!!

ア”ァァァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

クゥウウウウ〜〜〜!!!!!!

ハァアアアアアアア……。

――ぼく、初めてまともに水風呂に入りました。めちゃめちゃ気持ちいいです……。

金沢さん

水風呂に入ったら体を拭いて、水分補給をしましょう!

サウナがもたらす究極のリラックス状態

体を拭いて、水をごくごく。自分の皮膚をみると、赤みがまだらについていました。

――うわ、皮膚になんか変な模様がついています。大丈夫ですかね?

金沢さん

おお!それはサウナーの間では「あまみ」といって「ととのった証」とも言われているものです。大塚さん、いい「あまみ」ですよ!

「あまみ」。こんなの初めて出た。

そして、ぼくは「ととのい椅子」へ。この椅子はリクライニングがついていて、体を倒すと同時に足が浮きます。

なんだこの浮遊感は。

上下の感覚がなくなります。まるで、体が縦に回転しているかのようなフワフワした気分。聞こえるのは自分の呼吸の音と、ルーフトップの風の音。そして、次第に何も聞こえなくなりました。フワフワした感覚だけが体を流れます。

その後、ぼくはサウナに夢中になりました。ある程度スッキリしたら、また入りたくなるのです。

2回目は金沢さんが、ロウリュで立ち上った蒸気を扇ぐ「アウフグース」を披露してくれました。

熱風が熱すぎてスマホを落とした

ぼくはサウナ→水風呂→外気浴の流れを3回体験。気がつくと、1時間半の時間が経っていました。まさか、そんなに夢中になっていたなんて。

あれ?サウナって、こんなに夢中になれるものだったっけ。これ、ぼくが知っているサウナじゃない……。

いったい、ぼくは何を楽しんでいたのでしょうか。

ぼくはサウナで一体何を楽しんでいたのか?

――いや、まさか1時間半も経っているとは。時計を見てびっくりしました。

金沢さん

どうですか? 気持ちよかったでしょう。

ーーめちゃめちゃ気持ちよかったです。こんなサウナ、ぼくは知らない……。昔からサウナには入っていたんですが、全然違った。

村嶋さん

サウナの良さがわかってもらえて嬉しいです。

――なんとなく、金沢さんが「ロウリュ」をした瞬間、知らない世界に行った気がします。ぼくはサウナは知っていたけど「ロウリュ」はまったく知らなかった。

金沢さん

たしかに。サウナーでない一般の方がロウリュに触れる機会って、あまりないかもしれませんね。とくに自分で水をかける「セルフロウリュ」の体験をしている人はなかなかいませんよね。

――ロウリュで湿度が上がって、体感温度が一気に上がるじゃないですか。あれで汗が吹き出て、気持ち良くなったんですよね。

金沢さん

サウナは温度に加えて、湿度が重要なんですよね。ロウリュをすることで、湿度を最適な状況に調整できるんです。そこが、気持ちよさにつながる部分はたしかにあります。

――一般の人と「サウナー」の境界線として、「ロウリュの良さを知ってるか」っていうのがあるような気がしたんですけど、どうですか?

金沢さん

その考察は面白いですね。一理あるんじゃないかと思います。サウナの気持ちよさにおいて、ロウリュの存在はとても重要だと思います。

ロウリュを知るとサウナは楽しい

――よく「水風呂がサウナの主役」って聞くんですが、ぼくは「水風呂」に入りたいと思ったことがなかったんですよね。

金沢さん

たしかに、一般の方からすると「水風呂」は一つの壁ですよね。

――でも、ロウリュで体感温度が一気に上がって、はじめて「水風呂に入りたい」と思えたんです。

村嶋さん

なるほど。大塚さんにとっては、ロウリュ後の温度と湿度が体に合ったんでしょうね。

――そうそう! ぬるいジメジメのミストサウナや、カラッカラのサウナでなかなか汗が出なくて……。苦手意識がありました。

村嶋さん

はじめて、ご自身にとって温度と湿度がちょうどいいサウナに入ったのかもしれませんね。ただ、温度も湿度も高ければ高いほど良いというわけではないのが、サウナの奥深いところです。至高のセッティングを追い求め続けます。

――なるほど。サウナーもやっぱりロウリュを楽しんでいるんですね。

金沢さん

そうですね。ロウリュもさまざまな切り口があるので。アウフグースや、ロウリュ水をアロマにするとか。ロウリュをどう楽しむかは、サウナーにとってかなり重要であることは間違いないでしょうね。

――でも、ロウリュのあるサウナなんて、普段見たことがないんですよね。

金沢さん

スーパー銭湯の数と比べると、まだまだロウリュが楽しめるサウナの数は少ないんですが、数は増えているんですよ。

――なるほど。一般の人はまずロウリュを体験することが「サウナー」の第一歩目にするのも面白いのかもしれませんね。

東京都内でおすすめのロウリュのあるサウナは?

実際にロウリュのあるサウナを体感したいという方にお答えするため、金沢さんに東京都内でおすすめのロウリュのあるサウナをご紹介いただきました。ぜひ参考にしてみてください。

サウナ&ホテル かるまる 池袋店

Photo by Nacasa & Partners

金沢さん

サウナーが欲しいものが全て揃っています。サウナーの天国といっても差し支えない、こだわり抜かれた究極のサウナ施設です。

施設情報

名前サウナ&ホテル かるまる 池袋店
住所東京都豊島区池袋2丁目7-76Fフロント入口(3階~10階)
電話番号03-3986-3726
営業時間11:30〜翌10:00
※風呂利用は9:00まで(清掃のため)
定休日無休
公式URLhttps://karumaru.jp/ikebukuro/

 

サウナ&カプセルホテル北欧

金沢さん

ドラマ「サ道」のロケ地になった、云わずと知れたサウナーの聖地です。

施設情報

名前サウナ&カプセルホテル 北欧
住所東京都台東区上野7丁目2−16
電話番号03-3845-8000
営業時間24時間営業
定休日無休(臨時休業あり)
公式URLhttps://www.saunahokuou.com/

 

ソロサウナTune

金沢さん

お一人様限定のソロサウナとして、昨年話題になったサウナ。何にも邪魔されず、自分だけの時間を楽しめるサウナ界の精神と時の部屋。

施設情報

名前ソロサウナtune
住所東京都新宿区天神町23-1 UNPLAN Kagurazaka 1F
電話番号03-4520-1103
営業時間10:00〜23:00
※水曜日のみ8:00~23:00
定休日不定休
公式URLhttps://www.solosauna-tune.com/

 

九州でおすすめのロウリュがあるサウナは?

「九州とサウナ」の地元、九州のサウナもご紹介していただきました。九州を訪れた際にはぜひ、サ旅の選択肢に入れてみてください。

サウナと天然温泉 湯らっくす


村嶋さん

サ道のロケ地にもなった九州サウナ界の雄。セルフロウリュができるメディテーションサウナでは、暗い空間とヒーリングミュージックで、静かに心を整えられます。阿蘇伏流水をそのまま使った水風呂も最高です。

施設情報

名前サウナと天然温泉 湯らっくす
住所熊本県熊本市中央区本荘町722
電話番号096-362-1126
営業時間

24時間営業(AM8:00〜10:00は清掃)

定休日無休
公式URLhttps://www.yulax.info/

 

筑紫野 天拝の郷

村嶋さん

和のテイストを取り入れた「さうな天満宮」が魅力。 ハードセッティングなセルフロウリュが楽しめます。セルフロウリュは男風呂限定です。

施設情報

名前筑紫野 天拝の郷
住所福岡県筑紫野市天拝坂2丁目4-3
電話番号092-918-5111
営業時間10:30~24:00
※最終入館 23:00
定休日毎月第2火曜日
(第2火曜日が祝日の場合は原則その翌日)
公式URLhttps://tenpainosato.com/

 

御船山楽園ホテル らかんの湯

村嶋さん

2020年サウナシュラン1位。男性サウナは暗い基調、女性サウナは明るい基調です。キューゲルという凍らせたアロマ水を使って、ゆっくり溶けていくロウリュを楽しめます。

施設情報

名前御船山楽園ホテル らかんの湯
住所佐賀県武雄市武雄町武雄4100
電話番号0954-23-3131
営業時間

予約制/定員制(詳しくは公式サイトへ)

定休日無休
公式URL

https://www.mifuneyama.co.jp/hotsprings_a.html

 

ロウリュはサウナ沼の入り口だった

ぼくは「ロウリュ」を知りませんでした。

ロウリュをすることによって、汗をなかなかかけなかったぼくの体からは汗が噴き出し、苦手な水風呂にも自然に入れました。それによって、本当に気持ちの良いサウナの味をしれたのです。

温度と湿度のバランスが気持ちよさに直結することを知れば、いいサウナ探しの旅がスタートするんじゃないかと思いました。

ぼくが住む福岡にも、調べてみると、ロウリュのあるサウナがいくつかあります。ロウリュを知り「いいサウナはないか」と探し始めたのです。

あれ?ぼくももう「サウナー」?

あなたもぜひ「サウナ沼」に飛び込んでみてください。もしかすると、入り口はロウリュにあるかもしれませんよ。

貯金して行ってみる!

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