こんにちは。フリーライターの大塚たくまです。
突然ですが「cocan」というサービスが話題になっているのをご存知でしょうか?「cocan」はオンラインでお互いの「”ちょっとした”できるコト」を交換しあえるサイトです。
「一体、みんな何を求めて、どんな『cocan』をしているの?」
「自分に『cocan』できることなんてないんじゃ⋯⋯?」
「そもそも見ず知らずの人とスキルの交換なんて、成立するの?」
そんな疑問を解消するため、実際に「cocan」を試してみようと思います。
目次
「cocan」に出品してみた
ぼくも実際に「cocan」に出品してみようと思います。その前に、まずcocanがどんな仕組みなのかをご紹介します。
「cocan」のしくみ
「cocan」は「今自分にできる、ちょっとしたコト」と「してもらえたら、ちょっぴり嬉しいコト」を交換してくれる相手を探すサイトです。
ホーム画面には「今自分にできる、ちょっとしたコト」を出品している人のページのサムネイルがたくさん並んでいます。
たくさんあるサムネイルの中から、興味のある出品を探してください。検索も可能です。
出品ページには「ちょっとしたできるコト(=出品者が提供するコト)」と、「交換したいコト(=閲覧者が提供してほしいコト)」と「連絡先」が記されています。
「この人とcocanしたい!」と思ったら、「連絡先」から連絡をとりましょう。
「¥50」と記されていますが、便宜上「BASE」のシステムを使っているだけなので「カートに入れる」ボタンを押さないようにしてください。
「cocan」は昔の「掲示板」のような仕組みで、とてもシンプルです。
「cocan」に出品してみよう
「cocan」に出品する場合は、トップページの「出品はこちらから」のページに飛んでください。
出品のページに飛ぶと、出品の申込フォームがありますので、そちらから出品内容を入力しましょう。
内容が受理されると、cocan運営側によって手動で出品処理がされます。
実際に出品したcocanの内容
出品する前に、大きな問題が発生しました。
「ぼくにできるコトって、なんだろう⋯⋯?」
別に自分が何もできない人間だなんて思っていませんが、改めて「今自分にできる、ちょっとしたコトって何ですか?」と真っすぐに問われると、答えに窮します。
熟考した結果、「この記事の取材そのもの」を出品することにしました。サムネイルはこんな感じ。
題して「あなたの『cocan』を取材させてください!」
ぼくがcocanを出品している方を紹介する代わりに、出品している『cocan』を体感させてくださいという内容にしてみました。
この記事で紹介されることに価値を感じてくださる方がいらっしゃるのでしょうか⋯⋯。
「雑談」をcocanに出品!こうだちえさん
「cocan」を出品してしばらく経った頃、ぼくのTwitterにDMが届きました。送り主はcocan出品者のこうだちえさん。
やりました!ついに「cocan」成立です。こうだちえさんの出品内容を確認してみました。
▲こうだちえさんの出品ページ
「おしゃべりしたい方、 『こんなことしたい!』夢や仕事のお話ししていだける方 大歓迎です。」という内容でした。
つまり、こうださんとの「雑談」がcocan対象となっていたのです。なるほど、そもそも「雑談」でも「できるコト」になるんですね。目から鱗。
たしかにコロナ禍でぼくも「雑談」を求めている傾向はありました。「ちょっと誰かと話したいなぁ」という気持ちになるのも分かる気がします。
実際にこうだちえさんとオンラインでつながり、雑談してもらいました。
▲筆者(左)とこうだちえさん
――こんにちは!今回は「cocan」に応じてくださってありがとうございます!こうださんは、普段はどんな活動をされているんですか。

フリーランスでカメラマンやオンラインアシスタントとして、オンラインで秘書業務をやっています。
――なぜ「cocan」を出品しようと思ったんでしょうか。

お金を介さずに人と出会うということそのものに興味がありました。どんな関係性が生まれるんだろうと好奇心がありましたね。
――あまり日頃の活動と「雑談」という「cocan」の出品内容に関連性がないように感じます。なぜ出品に「雑談」を選んだのかが気になりました。

日々の活動の中で「雑談」で人が救われる姿を目の当たりにしたこともありましたし、自分でも「雑談」で救われることがあったからですね。
――なるほど。とくにコロナ禍の今、分かる気がします。ぼくも今、こうやってこうださんと話すだけでホッとしている感覚がありますし。「cocan」は楽しいですか?

会ったことがない方とも安心して話せて楽しいですね。最近、Facebookで知り合いの方の知り合いだったことを知って「世の中狭いなあ〜」と面白かったこともありました。
――「cocan」の出品内容を見て「おしゃべりしたい」という方と話すわけですから、ミスマッチも起きにくいですよね。共通の知り合いがいたというのも面白い。類は友を呼ぶというか⋯⋯。
雑談は想像以上に盛り上がりました。ぼくの活動内容はもちろん、ぼくがこうださんの活動内容をお聞きして、感想を言ったり、アイディアを出したりしてると、時間がどんどん経ってしまい⋯⋯。
――え!!もう18時半じゃないですか!!!3時間半も経ってる!!「雑談」恐るべし⋯⋯。

ホントですね。お時間大丈夫ですか?
――いえいえ、むしろぼくがたくさん時間を奪ってしまって、申し訳ないです!!最後にこうださんが「cocan」にどんな想いを持っているか、お聞かせいただいても良いですか。

「cocan」のLINEのオープンチャットの情報更新が半端なくて。みなさんの愛というか熱を感じて日々「すごいなあ〜」と感じてます。
――なるほど。「cocan」利用者の間でもコミュニティができてるんですね。ぼくも入ってみようと思います。ありがとうございました。
こうださんとの出会いに感謝。たくさんいろいろ話せて、とっても有意義な時間になりました。その後、こうださんとはDMで相談をしあっており、こうださんきっかけでまた新たな出会いがありそうだなと感じています。
こうださんの「cocan」は現在も実施中です。ぜひみなさんもこうださんに将来の夢や、自分が今やっていること、もしくは他愛のないことについて、おしゃべりしてみてはいかがでしょうか。こうださんがニコニコ聞いてくださり、ホッとできるはずです。
こうだちえさん Twitter:@chiekodacom cocan:出品ページ |
「オリジナル肩書き」をcocanに出品!ほぼみゆさん
続いてDMをいただいたのは、ほぼみゆさんです。まさか、複数名「cocan」成立するとは。嬉しい。ほぼみゆさんの出品内容を確認してみました。
「伝わる!響く!オリジナル肩書きつくります。」
「オリジナル肩書き」⋯⋯。どういうものなのか、ほぼみゆさんに詳しく尋ねていきたいと思います。
――ぼくとの「cocan」に応じてくださり、ありがとうございます!ほぼみゆさんが出品されている「オリジナル肩書き」って、どのようなものなんですか?

ご自身の活動や想いを一言で表すキャッチコピーのようなものですね。本業は広告会社のプランナーで、ライターとして言葉で人と想いをつなぐような仕事にも携わってきました。そうした経験が活かせればな、と思っています。
――なるほど!それは期待できそうですね。これまで何回くらいcocanは成立したんでしょうか?

28回ですね。
――28回!?めちゃめちゃ多い!たくさん成立するコツみたいなものってありますか?

出品ページを見る人に、出品内容が伝わりやすくなるように心がけていますね。受けるメリットがわかりやすいように肩書きの例文を乗せたり、視認性の高いサムネイルにしたり、タイトルをわかりやすくしたり、工夫しています。
▲実際にどんな肩書きを提供するか例示している
――なるほど。さすがライターさんですね。読み手目線でページを設計していらっしゃる。

あとはアンケートをとって、改善点を反映しブラッシュアップしていますね。よりよいサービスができるように工夫しています。
――かなり力を入れて「cocan」に取り組んでいらっしゃいますね。「cocan」にどんな価値を感じていらっしゃるんでしょうか。

「cocan」の与えあう世界観が好きですね。与えることを厭わない人たちが集まると、あたたかくやさしいコミュニティとなり、互いのチャレンジを応援できる有機的なやり取りが生まれることに感動しています。
――なるほど。ギブする者同士が集うことに価値があるということですね。

そうです。私も自分の発信だけでなく、様々な人の活動を知るきっかけができたので「○○さんと、こんなことやってみたらおもしろいかも?」と常に考えるようになりました。皆の夢やチャレンジを応援できることが、嬉しいし楽しいです。
フジオカさん、ありがとうございます☺️💐
— ほぼみゆ@🕊お結びやさん🕊 (@hobo_miyu) May 12, 2020
好きなものがある人ってかっこいいよなあ。
お笑いから学ぶ、ことばの使い方、ことばの力、とかぜひ発信していただきたいです!!🌼 https://t.co/Jfx2kC6oGe
▲「cocan」後は応援し合う関係性になる
――そこまでの関係性ができると、仕事に直接よい影響が出てくることもあるんじゃないですか?

オリジナル肩書きをご依頼頂いた方から、別途インタビュー記事を依頼頂いたということがありました。自身のスキルアップ、実績作りにも生かされていると思います。
――「cocan」によって、自分を必要としている人に出会えるというのはありがたいですよね。今後は「cocan」をどう活用したいと思っていますか?

この「オリジナル肩書き」を100人に実施するという夢を持っています。「cocan」は心理的安全性が高く、チャレンジの第一歩を踏み出しやすいんですよ。小さな冒険を始められます。オンラインコミュニティだからこそ、チャレンジへの想いを伝えやすいのもいいですね。
――たしかに自分の応援団をすぐ見つけられるのは、いいですよね。そういうお互いを応援し合うような雰囲気があるんですね。ぼくも応援団、ほしいな⋯⋯。

大塚さんはライターさんですよね。どんな活動をされているんですか?
自然にぼくの話へと移り、オリジナル肩書きを制作するためのヒアリングに入ります。気が付くと、自分の仕事や仕事への想いについて、熱っぽく語る自分がいました。
ほぼみゆさんとお話しすると、仕事内容の棚卸しができ、頭の中が整理されてくる気がします。
話しているうちに、誰かに自分の仕事について、体型的に詳しく語る機会なんてほぼ存在しないことに気が付きました。これは貴重な機会です。とくにフリーランスの人にはありがたいのではないでしょうか。
ほぼみゆさんは、ぼくの話にしっかり耳を傾け、真剣に聞いてくださいました。そんなほぼみゆさんが、ぼくにつけてくださったオリジナル肩書きを皆さんにも紹介したいと思います。なんと3案もいただきました。
①どんな取材先も、愛が伝わる「美味い言葉」に調理します。福岡を中心に活動する取材ライター。 ポイント:肩書というよりはキャッチフレーズです。切り口を見つける、フックを見つけて、伝わる言葉にすることを「美味い言葉」と置き換えました。 |
ぼくがお伝えした、取材の心構えを言葉にしてくださいました。
「取材先で得たフラットな情報の中で、読者の興味を引き出すフックがどこにあるか探して、伝わるようにする」という話をしたんですが、それを「美味い言葉に調理する」と表現してくださっています。
②まだ見ぬ魅力を新たな切り口で探し当てるトレジャーライター ポイント:トレジャーライターは造語。魅力を掘り起こし、磨き上げることを表現。 ※グーグル検索ではこの肩書きの方は出てきませんでした。 |
いいですね「トレジャーライター」!トレジャーハンターみたいでかっこいいじゃないですか。
ぼくは取材のときに「まだ誰も知らない面白い切り口を探している」という話をお伝えしました。それを宝探しをしているような表現に変えてくださったんですね。
Googleで他に名乗っている人がいないという情報も付け加えてくださっています。そういう部分も重要ですよね。
③傍から見れば面白い一面を取材!みんなのB面ライター ポイント:B面って王道じゃないけど、ぐさっと刺さるいい曲や名曲もあるよなあと思い⋯⋯他者や当事者が気づかない面を見つけられる点を焦点に。ユニーク案として⋯⋯(笑) |
「B面ライター」というのも面白いなと思いました。隠れた名曲を見つけ出せるライターということですね。
ほぼみゆさんからいただいた肩書きは、どれも魅力的で実用的なアイディアだと思いました。
とくに「トレジャーライター」というのは、今後、出会った人にぼくの仕事を説明するときに「トレジャーハンターならぬ、トレジャーライターを目指していて⋯⋯」って感じで使おうかなと思います。
ほぼみゆさんとお話したことで、自分が何を目指しているのかが見つめなおせたことにも大きな価値を感じました。貴重な経験をさせてくださったほぼみゆさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
ぜひみなさんもほぼみゆさんに面白い肩書きをつけてもらってください。
ほぼみゆさん Twitter:@hobo_miyu cocan:出品ページ |
「自分が主人公の漫画」を出品!ゆきさん
最後に紹介するのは「自分が主人公の漫画」を書いてくださるというゆきさんです。えっ、自分の漫画⋯⋯。そんなことを「cocan」とはいえ、タダでしてもらってもいいの⋯⋯?
▲ご自身を「ハッピーテイナー」と称するゆきさん
ゆきさんにも詳しく話をうかがいました。
――今回はぼくの「cocan」に応じてくださり、ありがとうございます。それにしてもいいんですか、無料で漫画なんて⋯⋯。

はい、もちろんです。これから漫画を「Web名刺」という形で企画にして、展開していきたいと考えているんです。「cocan」を通じて、需要があるかどうかを探っていました。
――「cocan」はテストマーケティングにもなるんですね。

はい。「cocan」を通じて需要があると感じたので、この漫画はまもなく実際にビジネスとして始めたいと考えているところです。本格的に始めるときには、描かせていただいた「Web名刺」を実績としてサイトに掲載したいと思っています。
▲「Web名刺」のサイトは無事公開されました
――「cocan」の経験が実績にもなるわけですね。一石二鳥だ。「Web名刺」はこれからどう発展させていこうと考えているんですか。

「Web名刺」のコンセプトは「ストーリーで繋がること」です。Web名刺をまとめて閲覧、かつ閲覧者が希望する人にコンタクトが取れるようにしたいと思っています。
――新たな出会いもサポートするわけですか!魅力的です。そもそも「cocan」に出品しようと思ったきっかけは何だったんでしょうか。

スキル交換を通じ、異業種同士の繋がりができることに魅力を感じました。「cocan」ユーザーのnoteを読んだことがきっかけで⋯⋯。noteを読んだその日に出品登録しました。
――たしかに、異業種間の繋がりが生まれるのはありがたいですよね。フリーランス同士、なかなかきっかけもありませんし。

そうですね。また「ギブ」への意識が高い方の多さを感じたのもきっかけですね。自分もgive&giveの関係性の構築を一つの目標としています。感覚が近い人たちが集まっていると直感したこともきっかけですね。
――なるほど。今後はどのように「cocan」を活用したいですか?

自分のスキルを必要としてもらえる人同士で繋がれることが「cocan」のすごいところだと思っています。これからも「cocan」を通じて、新しい人脈を開拓して、良いご縁をつなげていければと思います。
ゆきさんは「cocan」をテストマーケティングとしても上手に活用されていました。「cocan」は、これから新しくビジネスを始めようとしている人にぴったりですね。
その後、1時間ほどぼくの仕事についてヒアリングをしてもらうことに。
ぼくは、せっかくなら仕事の受注に繋がるような漫画がほしいと依頼をしてみました。その結果、実際に完成した漫画をがこちらです。
めっちゃいいと思いませんか??絵柄がすごくかわいい。ぼくがものすごく良い人に見えます(良い人ですけどね)。
とくに4ページ目のココ。
こういう細かいところがウレシイ。ぼくが魅力のある人に見えます(魅力ないわけじゃないですけどね)。
今後、この漫画はぼくのポートフォリオに載せて、上手く活用していきたいです。
ちなみに、ゆきさんのこの「Web名刺」は正式にサービスがリリースされたため、cocanでは出品終了しました。現在は「あなたの設定資料を漫画っぽく描きます」というcocanを出品しています。
▲cocanの出品ページ
これもまた、プロフィールページに活用できそうな、魅力的な「cocan」です。実際にこの記事でご紹介したこうだちえさんも、こちらの「cocan」を成立させていました。
ゆきさん @HappyTainer に描いていただいた私の取説です。
— ちえさん|余白の美を熙む🍀📷カメラマン|Yogini (@chiekodacom) July 7, 2020
別メニューで漫画描いてもらえるんですが自分を題材に表現してもらえるの✨面白そう。
キャラ設定とか描いてもらえたら、とか想像したら😍アニメ好きにはたまらない…妄想。
https://t.co/RB9qk2vu8r pic.twitter.com/fiNnLBF3D7
ぜひみなさんもゆきさんに、自分を売り込むイラストを書いてもらってください。
ゆきさん Twitter:@HappyTainer cocan:出品ページ |
「cocan」運営者・小南優作さんにインタビュー
利用者から評価上々の「cocan」。どのような想いで誕生したのでしょうか。運営者の小南優作さんにもお話をうかがってみました。
――「cocan」はどういうきっかけで誕生したんでしょうか。

「お金以外の動機で人が動く」ということにもともと関心がありました。いろいろな「コト」が交換される世界をつくってみたいと思い、スタートを決めました。
――「コロナ禍」で不意に暇を持て余してしまったという方に歓迎されたサービスでもありましたが、そういった時勢も関係はありましたか。

「時間を余らせているのに、仕事はなく、お金は使いにくい」という状況に多くの人が陥っていました。それは結果的に「cocan」の後押しになったかとは思います。
――「cocan」への手応えは、どれぐらいの時期から感じていましたか。

これまでもたくさんの企画をしてきたんですが、勢いのつく企画って、最初から反響が違うんですよね。今回のcocanもまさにそんな感じでした。アイデアをnoteにまとめて公開したところ、たくさんの方から「参加したい!」とコメントをいただいたんです。
――かなり早い段階で可能性を感じていたんですね。

そうですね。サイト公開後も、出品してくださっている方や「cocanしたよ!」という方がnoteに紹介してくださっているのを読んで、「cocan」の必要性を確信しました。
――実際、累計でこれまでどれほどの「cocan」が成立しているのでしょうか。

2020年4月20日、テスト版のサイト公開から一週間で、約170名の方がご参加。7月13日現在、250を超える「できるコト」が出品され、確認できただけでも120組以上の交換が成立しています。
――すごい。まだまだ広がりそうですね!

皆さんが楽しんで活用してくださっていて本当にありがたいです。「cocan」をきっかけに継続的な関係性が構築できている方が多く、そのようなきっかけをつくれているのは嬉しいですね。
――新しい関係性が続々生まれていることが素晴らしいことだと思います。今後、「cocan」をどのようにしていきたいと思っていますか。

「cocan」が誰にとって、どんな価値があるのかを見極めたいと思っています。見極めにはユーザーとのコミュニケーションが必要だと考えており、cocanのslackコミュニティを8月1日から立ち上げる予定です。
――なるほど。そこから「cocan」がさらに発展していくといいですね!

今はFormrunとBASEを使った、すごくアナログな運用で不便なことも多いかと思います。今後は必要に応じた機能の拡充はもちろん、プラットフォームとしてもっともっと大きくしていきたいですね。
――今後が楽しみです!本日はありがとうございました。
「cocan」はギブから新しい関係性を生むサービスだった
「cocan」を出品する立場、運営する立場の両方でお話をうかがい、実際に自分でも体感することができました。
「cocan」に応じてくださった3名の方とはTwitterでつながっており、お互いに応援し合う間柄に自然に発展し、とても有意義だったなと感じています。
お互い「ギブ」に感謝し合えているという関係性が自然に形成されている点がとても素晴らしいなと感じます。オンラインを通じて、こんなに体温を感じるような温かい関係性が築けるということに勇気をもらえました。
これからの時代、どうやって支え合って生きていくか。そのヒントを「cocan」が示してくれているような気がします。
あなたも今日から「cocan」で「ギブ」を始めてみませんか。