冷え&不眠にさよなら! 眠りとお風呂の専門家・小林麻利子先生に聞く 心と体が整う「冬のお風呂の入り方」②応用編

生活

冷え&不眠にさよなら! 眠りとお風呂の専門家・小林麻利子先生に聞く 心と体が整う「冬のお風呂の入り方」②応用編

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暖冬とはいえ、毎日寒い日が続きますね。ベッドに入っても、足先が冷えてなかなか眠れない。とにかく朝起きるのが辛くて気が滅入る…。そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

実は、これ、毎日の「お風呂の入り方」を変えることで、ググッと改善するらしいんです!

正しいお風呂の入り方を教えてくれるのは、眠りとお風呂の専門家であり、睡眠改善インストラクターの小林麻利子先生

先生いわく、体を芯から温め、ぐっすり眠れるスペシャルな入浴法があるのだそう。そこで、今回は毎日の生活で取り入れたいお風呂の入り方を金賞・銀賞・銅賞の3種類に分けてご紹介。

前回は理想的な金賞と、時短できる銀賞の入り方をご紹介しました。

今回は、銅賞の入り方として、忙しいビジネスパーソンにオススメな、シャワー浴のコツ。さらに銭湯や温泉に入る際の湯冷め対策や、お風呂の照明についてのTIPSも合わせてご紹介。

ライフスタイルに合わせて、ぜひ取り入れてみてくださいね!

シャワーは湯船の中で!TOTAL15分・銅賞の入浴法

帰宅時間が遅くなったり、次の日が早くて浴槽にお湯を溜めている時間がない!という場合など、シャワーで手軽に済ませたいこともありますよね。そんな時は、より効果的に体を温められるシャワーの浴び方を試してみて。この入り方は、夜勤やオール明けの時も使えます!しっかり体を温め、質のいい睡眠をとってリカバリーしましょう。

小林

前回ご紹介したように、銅賞の場合もお風呂から上がるまで換気扇はOFFに!服を脱いでいる間はシャワーを出しっぱなしにして、浴室を温めておきます。

①からっぽの浴槽の栓を締める

銅賞の入浴法のポイントは、ずばり浴槽の中でシャワーを浴びること。まずは浴槽の栓を閉め、シャワーを浴びているうちにお湯が溜まるようにします。

②浴槽の中で頭を洗う

シャワーを出しっぱなしにして、浴槽にお湯を溜めながら頭を洗ってしまいましょう。体についたシャンプーなどは最後に洗い流せばOK。歯磨きや洗顔もこの時に済ませておきましょう。

終わる頃にはつかれるぐらいのお湯が溜まっているはず。シャワーですでに体は温まっていますから、あとはさっとつかるだけでOK。

③体を洗う

シャンプーやトリートメントなどが体についているので、入浴後は全身をボディシャンプーで洗って終了です。その後はオイルなどの保湿剤をつけましょう。

小林

もしシャンプーなどが溜まった湯船につかりたくない場合は、先にお湯につかった後、お湯を抜きながら洗髪しましょう。時間のない方は、お湯だけつかって、冬なら髪の毛は洗わなくてもOK。

疲れ果てた今夜は…。TOTAL5分・足湯のすすめ

それでも気力、体力ともに限界…。お風呂なんてとても考えられない!一刻も早く眠りたい!という日もありますよね。その場合は、もっとお手軽な足湯にしちゃいましょう。

小林

金賞・銀賞の入浴法の時でも、頭を洗っている際に足先を触って冷たかったら、足湯をしておくようにしましょう。

①オケに39℃のお湯を溜める

初めは足先が冷えているため、刺激の少ない39℃程度のお湯にしておくのがベター。ズボンなどの裾をまくって、くるぶしまでお湯にしっかりつかりましょう。オケは両足が重ならずに入るサイズのものを用意しましょう!

もし浴槽にお湯が入っていたら、ふちに腰をかけて浴槽の中で足湯しましょう。ふくらはぎまでしっかりつかれ、より効果的です。

小林

すぐに眠れるようにパジャマを着ておきましょう。また、洗顔やスキンケア先にしておくことで、足湯後すみやかに就寝できます。

②40〜41℃の足し湯をする

足が程よく温まってきたら、40℃〜41℃ぐらいの熱めのお湯を足し湯します。そうすることで、ストレスなく温まることができますよ。

合計5分ほどで完了です!その後、すみやかに靴下を履いて、すぐに就寝しましょう。

小林

つかっている間に歯磨きをしておけば、時短になります。

【TIPS】湯冷め対策も!銭湯や温泉はレジャーと割り切る!

最近は銭湯が流行っていますよね。また、この時期に温泉旅行へ行く方も多いのではないでしょうか。そこで問題になるのが湯冷め温泉入浴指導員の資格も持つ小林先生に、対策を伺いました。

家やお部屋に帰ってくる間に冷えてしまったり、しっかりお湯につかったのに結局眠る前は手足が冷たいという人は必見です。

小林

銭湯や温泉はリラックスでき、広いお風呂はリフレッシュになりますよね。私も大好きです。ですが、なかなかお風呂に入った後から布団までの時間をコントロールするのは難しいもの。眠るための入浴とは別モノ!と心得ましょう。

銭湯の場合

銭湯は家まで帰ってくる間にどうしても体温が下がってしまいます。深部体温を上げて良質な睡眠を取るために、帰宅後、寝る直前に上のやり方で5分の足湯をしましょう。

温泉の場合

温泉旅館に泊まる場合、部屋と温泉が離れていることがありますよね。その場合は、お風呂から出る際に足に冷水をかけましょう。そうすることで、足の血管が締まり、温度を体の中に閉じ込めておくことができるので、お部屋に戻ってもポカポカでいられます。

小林

この方法は温泉の成分のおかげで温かさが保てるんです。さら湯では意味がないので、温泉ではない銭湯や、一般のお風呂の場合は、寝る前の足湯をしたほうがいいでしょう。

【TIPS】ぐっすり眠りたいなら、浴室内の電気はOFF

もう一つ、ぐっすり眠るために心がけてほしいのが、浴室内の電気をOFFにすること。体内時計を調節し、眠気を引き起こすホルモンであるメラトニンは、光の刺激で分泌が妨げられてしまうんです。

浴室は天井が低く、光源が近いので、思った以上に明るいもの。そのため、脱衣所の明かりをつけたままにし、浴室の電気はOFFにして、明るさを調整しましょう。

小林

浴室内で使える、やさしい光量のライトや間接照明を使うのもおすすめです。

ただし、キャンドルは注意が必要!二酸化炭素が発生し、換気がマストになるため、冬場の使用は禁物です。

まとめ

銅賞の入浴法と、正しい足湯の仕方をもう一度おさらい!

TOTAL15分・銅賞の入浴法

①からっぽの浴槽の栓を締める

②浴槽の中で頭を洗う

③体を洗う

TOTAL5分・足湯のすすめ

①オケに39℃のお湯を溜める

②40〜41℃の足し湯をする

銭湯&温泉の湯冷め対策

銭湯→寝る前に5分の足湯を!

温泉→浴場から出る前に足に冷水をかける

浴室内の電気はOFF

浴室内の電気は消し、脱衣所の明かりで入浴するようにしましょう。冬場のキャンドルは禁物です。

自分のライフスタイルやシーンに合わせて、入浴方法を選ぶことが大切です。さっそく今晩から実践してみてくださいね。

次回は、小林先生がおすすめる、自律神経を整えるためのUNDER3000円のバズグッズです。

第一回目 心と体が整う「冬のお風呂の入り方」①基本編

第二回目 心と体が整う「冬のお風呂の入り方」②応用編

第三回目 UNDER3000円!小林先生おすすめバスグッズ編

教えてくれたのは…

小林麻利子(こばやし まりこ)先生

眠りとお風呂の専門家。「美は自律神経を整えることから」を掲げ、生活習慣改善サロンFluraを開業。最新のデータ、研究をもとに、睡眠や入浴、運動など日々のルーティンを見直すことで美人をつくる『うっとり美容』を指導。生活に合った無理のない実践的な指導が人気を呼び、2000名以上の女性の悩みを解決。TVや雑誌、講演会でも活動。睡眠改善インストラクター・温泉入浴指導員・上級心理カウンセラーなど数々の資格を持つ。著書に『ぐっすり眠れる、美人になれる! 読む お風呂の魔法 』(主婦の友社)『寝かしつけ0秒、夜泣きもなくなる赤ちゃんとママの熟睡スイッチ』(ジー・ビー)『あきらめていた「体質」が極上の体に変わる』(ダイヤモンド社)などがある。

イラスト Hiroshi Masuda

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