お金が貯まらないのはなぜ?効率的に貯金するための方法とは

学び

お金が貯まらないのはなぜ?効率的に貯金するための方法とは

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毎月給料日が近づいてくるとお金が足りなくなり、貯金も増えずに困っている人も多いのではないでしょうか。お金が貯まらないのはさまざまな理由が考えられますが、生活コストを見直して貯金が継続できるような仕組みをつくることによって、計画的にお金を貯められるようになります。

今回の記事では、貯金が続かずにお金が貯まらなく悩んでいる方のために、効率的な貯金の方法をいくつかご紹介します。将来のためにお金を貯めておきたい方は、ぜひ最後までお読みいただき参考にしてみてください。

お金が貯まらない理由とは?

お金が貯まらない理由とは

総務省統計局の調査によると、二人以上の世帯において貯蓄額の平均は1,752万円となっています。これだけを見ると決して悪い数字ではないのですが、実は二人以上の世帯のうち勤労者世帯の貯蓄額は、100万円未満が12.6%を占め、もっとも多い比率となっています。

当然このなかには「貯蓄0世帯」も含まれており、生活に困窮している人の割合は決して少なくないことが分かります。

そもそもなぜお金が貯まらず、貯金が少ない世帯が多いのでしょうか。主に考えられる要因を3つ挙げてみます。

収入が減少した

転職や失業、事業の立ち上げなどによって収入が減少するケースがあります。収入が減少してしまうと家賃や住宅ローンなどの支払いが生活費を圧迫するケースも多く、生活レベルを下げざるを得なくなってしまいます。

また、単に会社や職種が変わるという問題以外にも、昨今の働き方改革によって残業が抑制され、手取り金額が減少するケースも多いです。それに加えて、社会保険料の増大などで実質的な手取り金額が減少している背景も影響しています。

収入が減ることは、単に本人の頑張りが足りないと片付けられる問題とはいえない現状もあります。昨今社会問題化しているブラック企業では、長時間労働を強いているにもかかわらず残業代を支給せず、薄給で従業員を使い捨てるような企業も未だに多く存在します。

このように、根本的に「貯金できるほどの収入を得られていない」というケースは若年層を中心に多く見られます。

お金の管理ができていない

携帯電話料金やクレジットカードの明細、光熱費など、毎月必ず支払う料金についてしっかり把握できていない人も少なくありません。

お金の管理ができていないと、収入として入ってくる金額と支払っていく金額を把握できず、いつの間にか口座残高が不足していたという事態にもなりかねません。家賃などの大きな出費は把握していても、食費や交際費、交通費など細かいお金の管理ができていない人は多いものです。そのような積み重ねが経済的な余裕をなくしていることも考えられます。

浪費癖がある

コンビニに立ち寄った際に不要なものまで買ってしまったり、ネット通販でつい買いすぎてしまったりと、浪費癖がある人も当然お金は貯まりません。

1回あたりの金額が100円や200円という単位であっても、月で考えると数千円、年間では数万円に達します。毎月大きな買い物をしていないのに、なぜかお金が貯まらずに悩んでいる人は小さな無駄遣いを日常的にしていないかをあらためて考える必要があります。

また、浪費癖は日常的にストレスを溜め込んだ結果として現れることもあります。仕事やプライベートでストレスを抱え込んでいないか、知らないうちに余計な買い物をしていないかをチェックしましょう。もしもお金を使うことでストレスを発散している場合は、他の方法を考えるか専門医に相談してみる必要があります。

貯金をする理由をあらためて考えてみよう

貯金をする理由をあらためて考えてみよう

計画的にお金を貯めて貯金額を増やしていくためには、まずはその動機づけとして貯金する目的を考えてみるのがおすすめです。漠然と「お金を貯めなければ」と考えるよりも、具体的な目的をもって貯金に取り組むほうが効果が上がりやすいものです。

結婚や出産の準備

結婚や出産を前に本格的に貯金をはじめる人も多いです。ゼクシィの調査によると、結婚式や新婚旅行などにかかる総額は400万円以上という統計も出ており、多額の費用が必要となることが分かります。

また、出産については補助金や一時金などで自己負担は少ないものの、ベビー用品や洋服など買い揃えるものも多いため出費がかさみます。

貯金残高に余裕がない場合、結婚式をしなかったり新婚旅行を後回しにする夫婦も多いです。しかし、出産やその後の育児については出費を避けられないため、何よりも優先的に考えるべきです。

子育てにかける費用の準備

子育て支援に関する制度が充実してきたとはいえ、子どもを育てて成人させるまでの間には多額のお金が必要になります。

ベネッセの調査によると、子どもを1人育てるには1,600万円以上のお金が必要という統計も出ています。当然のことながら、通わせる学校や進路によっても大きく異なりますが、教育資金は十分確保しておいたほうが安心といえるでしょう。

老後の生活のため

2019年6月に金融庁の市場ワーキング・グループが発表した、いわゆる「老後2,000万円問題」が世間を大きく騒がせました。金融庁としては誤解や不安を与えたとして謝罪することになりましたが、その影響は大きくいまだに多くの人が不安を感じています。

この2,000万円という数字が正確であるか否かは別としても、年金だけに頼っていては私たちの老後は安心できるものではないことは確かです。自主的に資産運用を始める人や貯金の確保のために節約に励む人も増え、多くの人が自分の生活を守るために対策を講じはじめています。

ほしいものを買うため

一戸建てやマンション、自動車など、大きな買い物はローンを組まずに一括で買いたいという人も多いです。仮に全額一括ではなくても、ある程度の頭金を最初に支払うことで月々の負担も減り、楽に返済していくことができます。

同じ時間をかけて支払うのであれば、ローンを組んで金利を取られるよりも先に貯金をしておいて金利分を節約したほうが経済的にもメリットは大きいでしょう。

貯金を継続するための手順

貯金を継続するための手順

貯金を効率的に継続していくためには、どのような手順を踏むのが良いのでしょうか。今回は3つのステップに分けて紹介します。

生活に必要なコストを見える化

まずは現在の生活でかかっているコストを見える化することから始めてみましょう。家賃や光熱費、食費など、毎月必ず支払っている金額を明確化することで現状を知る必要があります。

特に食費や通信費、交際費などは細かく把握していないケースも多く、家計のなかで意外と大きな負担になっていることもあります。
生活コストが見える化できると、具体的にどの部分のコストを削れるのかが見えてきて貯金に回せる金額も把握できるようになります。

ちなみに金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査2018年」によると、一人暮らしの場合は手取り年収の10%程度を貯蓄にまわしているという統計結果が出ています。

貯金の具体的な目標金額を決める

結婚や子育て、老後資金など貯金の目的によっても目標額は変わってくるはずです。具体的にどの程度の貯金が必要なのかを見極めたうえで、目標金額を決めておきましょう。

自分自身の年齢や収入、その後の人生設計なども含めて目標金額を決める必要があります。しかし、いきなり数百万円、数千万円といった単位で目標を決めてしまうと現実的ではなくなり、貯金に対するモチベーションも低下してしまうもの。そこで、1年単位での貯金目標額を決めて挑戦してみるのがおすすめです。

実際に貯金をしてみると自分の想像以上に貯めやすかったり、反対になかなか貯まっていかないこともあります。短期的な目標を立てて都度結果を見直すことによって、徐々に軌道修正を図っていきましょう。

いつまでに貯めるのかを計画する

貯金の目標額が決まったら、最終的なゴールを設定しましょう。1年、2年といった短期的なゴールを中間地点とし、それを繰り返していくことで最終的なゴールに近付けていくことができます。

結婚や子育ての場合はゴールも決めやすいですが、老後資金や住宅資金などの場合はある程度の余裕をもって計画したほうが無理なく続けられるはずです。特に住宅資金の場合は、どうしても貯金のペースが上がらない場合はその後の人生設計も考えて住宅ローンも並行して考えると良いかもしれません。

継続的な貯金に向けての具体的な方法

継続的な貯金に向けての具体的な方法

貯金を計画的に継続していくために、具体的にどのような方法が有効なのでしょうか。これまで貯金に取り組んできたものの、なかなかうまくいかなかった人はぜひ参考にしてみてください。

自動積立

自動積立とは「自動積立定期預金」ともよばれ、銀行や金融機関の口座に毎月一定額を入金して積み立てる方法です。「定期預金」との大きな違いは積立金の払い戻しは任意のタイミングで可能となっている点です。定期預金は途中解約ができないため、用途に応じて使い分ける必要があります。

たとえば結婚資金や出産資金として貯めるのであれば自動積立定期預金が適していますが、長い将来を見越して老後の資金を貯めたり、子どもの学費に充てるのであれば定期預金のほうが適しているといえるでしょう。

財形貯蓄

財形貯蓄とは企業から支払われる給与から毎月一定額を天引きし、指定の金融機関へ貯蓄する制度です。給与天引きという仕組み上、会社員として仕事をしていることが大前提となります。そのため、フリーランスや個人事業主が個別に加入することはできません。

また、財形貯蓄を利用するためには会社が制度を導入していることが条件となるため、そもそも財形貯蓄制度が福利厚生として提供されていない会社の従業員も利用することはできません。

財形貯蓄には利用用途がない「一般財形貯蓄」と、住宅購入やリフォーム費用に充てられる「財形住宅貯蓄」、老後資金に充てる「財形年金貯蓄」の3種類があります。これらの制度は途中で切り替えができないため、加入する際には事前に利用用途に応じて検討する必要があります。

ちなみに財形貯蓄によって得た金利は非課税となるため、節税対策としても有効です。また、財形貯蓄を運用していると「財形住宅融資」を利用でき、通常よりも低い金利で住宅ローンを組むことができます。そのため、住宅を購入する前提で貯蓄を検討している場合におすすめの制度といえるでしょう。

資産運用

資産運用と一口にいっても投資信託や不動産、FX、外貨預金などさまざまなタイプがあります。最近では少額でも株式投資が可能な「NISA」も登場し注目を集めています。ただし、資産運用は元本割れを引き起こす可能性もあり、初心者がいきなり多額の資産を投入することは決しておすすめできません。

しかし、少額での取引を行いながら徐々に仕組みを理解すれば、コツをつかんで安全な取引も可能になります。それでも100%元本割れの心配はないということはありませんが、限られた収入のなかで資産を増やすためには有効な方法のひとつでもあります。

資産運用にはリスクがつきものであるため、複数の金融商品に分割して運用することも有効です。仮にいずれかの金融商品が元本割れを起こしたり暴落したとしても、他の金融商品で得た利益分でカバーできることも多いためです。

いずれにしても資産運用は自分自身で勉強しながら専門家の意見も取り入れ、より高い効果が見込める方法を模索していくことが重要です。

収入の底上げ

毎月一定額の収入のなかでコツコツと貯めていくのも良いですが、発想を転換して収入を増やすことも検討してみましょう。当然のことながら本業の収入がある日突然10万円、20万円アップするということは現実的ではありません。

しかし、副業に取り組んだ場合は決して非現実的な数字ではなくなります。たとえばクラウドソーシングを活用して在宅ワークをしたり、ブログやYouTubeなどを活用して広告収入を得たりといったように、現在はインターネットを活用してお金を稼げる時代です。副業は時給や月給という観点でお金を稼ぐのではなく、よりクリエイティブな仕事に挑戦してみるのがおすすめです。

特に最近では働き方改革によって副業を解禁する企業も続々と増えてきています。この流れは今後も加速していくと見られており、本業とは別の収入の柱を用意しておくのが当たり前の時代になるかもしれません。

副業で収入を得られるようになると、万が一会社の業績が悪化してボーナスが出なくなったりリストラの対象になったりしても、しばらくは最低限の生活はできるはずです。リスクマネジメントの意味でも、貯蓄だけではなく副業による収入の底上げは常に検討しておく必要があります。

貯金アプリ

自動貯金アプリ『finbee』は、自動貯金ルールを独自に設定することができます

スマートフォンで利用できる貯金アプリも活用してみましょう。自動貯金アプリの『finbee』は、自動貯金ルールを独自に設定することができます。

たとえば、つみたて貯金は「毎週日曜日に1,000円貯金」、チェックイン貯金は「特定の場所に着いたら500円貯金」、歩数貯金は「1日5,000歩くごとに1,000円貯金」など、さまざまなイベントをクリアするごとに自動的な貯金が可能です。

その他にも、「朝ストレッチをしたら500円貯金」のように自由に設定したルールで貯まる「マイルール貯金」や、finbeeから毎日届くお題をクリアすると貯まる「クエスト貯金」など、ゲーム感覚で楽しく貯金ができる機能も増えています。

finbeeは銀行口座と紐付けが可能で、上記のようなルールをクリアするごとに実際に口座に貯金される仕組みです。

また、「シェア貯金機能」も搭載されており、これを使えば夫婦やカップル同士で共通の目標に向けた家計管理も可能になります。結婚や出産、子育てに使う資金を貯金する際に役立つのではないでしょうか。

もちろん、貯金ルールはいつでも変更でき、貯金残高も銀行口座からいつでも引き出しが可能です。finbeeはゲーム感覚で無理なく貯金をしたい方にはおすすめのアプリといえるでしょう。

まとめ

近年、さまざまな理由によって貯蓄ゼロ世帯が増えている現実があります。しかし、お金が貯まらないのは必ず理由があるはずです。まずは現時点での家計状況を見える化し、現状を把握することから始めてみましょう。

また、漠然と貯金をするのではなく、貯金のための明確な理由と金額、期間を定めたほうが貯めやすいはずです。効率的な貯金のためにはさまざまな方法があるため、今回紹介したような事例を参考に計画的に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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