貯金が趣味の人が増加中!?若者のお金に対する意識の変化とは

学び

貯金が趣味の人が増加中!?若者のお金に対する意識の変化とは

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その日に稼いだお金をその日中に使い果たすという意味の「宵越しの金は持たない」という言葉について、多くの人が「さすがにそんなことはあり得ない」と思うことでしょう。

では「若い世代の人は趣味で貯金をしたいと考えている」と耳にしたら、どうでしょう。

「さすがに貯金を趣味にするのはつまらない」「ほかにもいい趣味がたくさんあるのに」と思う方もいるのではないでしょうか。

ですが実際には、貯金を趣味にしたいと考えている若い世代の人が増加しているようです。

本記事では、若者のお金に対する意識の変化や貯金を趣味にするメリットについて伝えます。

「貯金が趣味=つまらない」は古いイメージ!変化する20代の価値観

一昔前までは「貯金が趣味」ということを公言するのがはばかられました。なぜなら、貯金はつまらない趣味だと思われていたからです。

通帳をじっくり眺めてニヤニヤする姿をイメージし「お金を増やすことが趣味だなんて、面白くない人だ」などと思う人も多いことでしょう。

しかし、今、貯金に興味を持つ若い世代が着実に増えてきているのです。

お金に関する知識を得ようとする人が増えている

20代がお金を増やすことに興味・関心を持っていることを示すデータがあります。

楽天グループ株式会社が運営しているオンライン書店の楽天ブックスが2021年1月から4月に行った調査結果です。

【楽天ブックスが発表した20代ユーザーの購買データのうち「お金・投資」関連の書籍の売り上げ傾向と、売れ筋のランキング(2021年6月7日発表)】

売り上げ傾向

  • 調査期間内の「お金・投資」関連書籍の売り上げは前年同期比2.0倍
  • 上記の年代別で20代が2.3倍と最多、特に20代女性の売り上げは2.9倍

売れ筋ランキング

  1. 本当の自由を手に入れる お金の大学(両@リベ大学長/朝日新聞出版)
  2. 2020-2021年版 みんなが欲しかった! FPの教科書3級・AFP(滝澤ななみ/TAC出版)
  3. 2020-2021年版 みんなが欲しかった! FPの問題集3級・AFP(滝澤ななみ/TAC出版)
  4. 節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本 節約・貯蓄・投資の前に(泉美智子/朝日新聞出版)
  5. 改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学(ロバート・キヨサキ, 白根 美保子/筑摩書房)

※10位まで発表。6位以降もすべて貯金・投資など金融関係書籍が並んだ。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001488.000005889.html

書籍の売り上げ傾向や売れ筋ランキングからは、お金を増やすことを趣味にしたいという強い願望が見受けられ、20代のリアルな姿が浮かび上がっているといえるでしょう。

さらに、グループ内のオンライン証券会社「楽天証券」では2021年1月から3月の間に開設された新規口座のうち、20代以下の割合は38%だったことが明らかになりました。2016年には22%で、この5年間で割合が大幅に増えたことになります。

オンライン書店の売り上げと、オンライン証券会社のデータから、20代が貯金や投資などに興味があり、実際に資産形成を始める人が多いことが分かります。

若者に話題の「FIRE」とは?

最近、若者に話題となっているのが「FIRE」です。これは、30代で経済的に自立し、早期リタイアして自由に生活するスタイルのことです。

実は、先述した楽天ブックスの調査でも9位に関連本「 FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」(クリスティー・シェン,ブライス・リャン/ ダイヤモンド社)がランクインしていました。

これまでは、企業で定年まで働き、その後、悠々自適な生活を送るのを理想とする人が多かったのですが、若いうちにしっかり働くと同時に投資を行って、できるだけ早期にリタイアすることに憧れる人が増えています。

歳を取ってから自由になっても、できることは限られてくるという考えが根底にあるようです。

「FIRE」を目指す若者の中には、できるだけ多くの収入を得て、極限まで節約して暮らす生活をしている人もいます。

例えば、年収400万円の人が、半分の200万円を貯金するというよう、かなりの節約度合いです。

今の苦しい生活も「FIRE」を実現するという具体的な目標があり、我慢もできるようです。

お金に関する意識の変化が起きている

若い世代が憧れる「FIRE」の生き方を手に入れるためには、まずはできるだけ節約して、多くの収入を貯金や投資に回す必要があります。

少し上の世代までの「お金は使ってこそ役に立つ」「貯金が趣味なんてつまらない」という固定観念とは大きく異なっています。

この世代の生き方に問題はなかったはずですが、新しい感覚で生きる若い世代の人にとっては、まるで童話の「アリとキリギリス」に見えるのではないでしょうか。

現在、Web上には節約から投資まで、様々な知識が公開されています。

もちろん前述のように書籍から知識を得ることも重要ですが、Webのおかげで目当ての本を見つけやすくなっているという側面もあるでしょう。

また、サブスクリプション方式のサービスも続々と登場しているので、欲しいものを高いお金を出して所有するのではなく、必要なときに比較的安価な料金で利用することができます。

さらに、現金を持たず、クレジットカードやQRコードなどを利用して支払いが行えるようになり、収入・支出が簡単に可視化されるようになりました。

無駄使いを防ぎつつ、貯蓄額がリアルタイムで把握できるため、モチベーションの向上にも役立ちます。

現代社会は、貯金を趣味にしてお金を増やしていくには絶好の環境といえるかもしれません。

貯金が趣味だといいことがたくさん!メリット5選

ここまでの情報から、「貯金が趣味なんて面白くない」と思っていた方も、前向きなイメージを持ち始めたのではないでしょうか。

さらにここからは、より具体的に、貯金が趣味という場合のメリットについてご紹介していきます。

将来への備えになる

貯金を趣味にしていれば、おのずと手持ちのお金が増えるはずです。

「人生の三大資金」と呼ばれる住宅資金、教育資金、老後資金も、こつこつ趣味のようにお金を増やしていれば乗り越えられるのではないでしょうか。

住宅資金は、マンションや一戸建てを購入する場合でも、借りる場合でもかかってきます。

教育資金は、大学まですべて公立であっても1人1000万円かかるといわれています。

老後資金は「老後資金2000万円問題」が話題になりましたが、年金以外に夫婦で2000万円の備えが必要という情報もあります。

どの資金も、生活レベルによって必要な金額が異なってきますが、どれもゼロになることはありません。

将来に備えて、お金を増やすことを趣味にしておくといいですね。

急な出費にも備えられる

趣味が貯金であれば、現金をいつでも引き出せる状態になっているはずですので、急な出費があっても対応ができます。

冠婚葬祭にまつわるお金や引っ越し祝いなどのお金は、いつ必要になるか分かりませんので、準備はしづらいですが、お金をためていれば対応できます。

また、天災などで仕事ができなくなったり、突発的な事故に巻き込まれたりすることもあり得るのです。

もしも、余剰金をためていなかったら、生活費から必要な金額を捻出しなくてはなりませんし、それでも足りないようなら借り入れを検討する必要も出てきてしまいます。

備えあれば憂いなし、なのです。

欲しいものが買える

貯金をしていれば、欲しいものがあったときに買うことができます。

とくに金額の大きいものについては、必要なときにまとまったお金がなければ購入することができません。

趣味として日頃から貯金グセをつけておくことで、「無駄遣いしなければ買えたのに……」と後悔することがぐっと少なくなるでしょう。

気持ちにゆとりができる

貯金を趣味にしていれば、着実に手持ちのお金が増えていきます。お金が必要となったときには引き出せる状態であれば、気持ちにゆとりが生まれます。

お金が必要になっても、慌てる必要はありません。いくら出金する必要があるのかじっくり検討して、答えを出すことができます。

部屋が片付く

今、生活するのに必要なものを確認すれば、必要な物と不要な物が明らかになります。

不用品を売ったり、無駄なものを買わなくなったりしていれば、結果的に手持ちのお金は増えていきます。

貯金が趣味な方にとっては盲点になりがちですが、部屋を片付けることは、収入を得たり、投資をしたりすること以外にもお金を増やすためのテクニックの1つです。

今や「貯金術の発信」が副業になる時代!?

これまでお伝えしてきた通り、若い世代の多くの人が、貯金に関する情報、お金を増やすノウハウなどについて興味を持っています。

そして若い世代の人の多くは、Webで情報収集を行います。

このため、SNSやブログ、YouTubeにて公開されている貯金術に注目が集まっています。

社会人1年目にして250万円以上の貯金を達成した人気Youtuberも

Youtubeにて「倹者の流儀」チャンネルを運営するくらまさんは、社会人1年目にして250万円以上の貯金を達成した人気Youtuberです。 

これは、趣味の貯金について情報発信することで注目が集まった好例です。チャンネルには「貯金100万円で人生は変わり始める」「貯金500万円が人生を変える習慣になる」など、やる気がアップするような動画タイトルが並びます。

家計簿も公開し、年間250万円貯金する節約方法も惜しみなく伝えています。

節約方法の中には、食事の量を減らして腹8分目にしたり、1日1食にしたりするなどストイックな情報も含まれています。

そのほかにも、格安SIMやふるさと納税の返礼品などのお得な情報も提供しています。

貯金術を発信して副収入を得るには?

では、YouTuberのくらまさんのように、趣味の貯金術を発信して副収入を得るにはどうしたらよいのでしょうか。

くらまさんが運営する「倹者の流儀」チャンネルの登録者数 は16.1万人(2021年8月時点)です。

このチャンネルのように、SNSを駆使して最新情報や時事ネタを発信しつつ、ブログやYoutubeに多くの読者を集めることができれば、広告収入の獲得につながります。

また、読者が多くなれば、広告やアフィリエイトの収入が増加します。

お金を増やすことが趣味の方は、調べた情報を載せるだけでなく、実際にやってみた人の体験談が見たいものです。自己流の貯金術でも構いませんので、情報発信してみてはいかがでしょうか。

ただし、手間も時間もかかる上、軌道に乗るまでは1円も得られない期間が発生します。その点はしっかり頭に入れておきましょう。

貯金成功のために、ゴールが見える貯金アプリ「finbee(フィンビー)」がおすすめ!

貯金を趣味にしようと考えていても「楽しくないのでは」と疑っている方もいるでしょう。そのような方におすすめのアプリを紹介します。

その名も「finbee(フィンビー)」。

貯金でお金が増えていくことに加え、貯金自体を趣味のように楽しめる、さまざまな機能を備えています。

例えば、友人と「海外旅行をするために貯金を10万円にする」という目標を立てたとします。

finbee(フィンビー)なら、複数人で同じ目標に向けて貯金ができる「シェア貯金」の機能があるため、目標の貯金額に向けて励まし合いながら貯金することができます。

また、他にも趣味を持っている方は、その趣味と関連づけてルールを設定し貯金することが可能です。

ウォーキングを趣味にしている方は「趣味のウォーキングをしたら500円」というルールを設ければ、趣味を楽しみながら貯金を増やせます。

貯金を趣味にしたとしても、欲しいものが次々と出てくるものですが、余計な物を買わないためにfinbee(フィンビー)でゴールを明確にし、常に意識し、しっかり貯金していきましょう。

貯金を趣味にする

まとめ

若い世代の貯金や投資への意識に驚いた方もいるのではないでしょうか。

若い世代とさほど離れていない世代の方なら、想像以上の世代間ギャップを驚異に感じるでしょう。

若い世代が憧れている「FIRE」のようなライフスタイルを目指さなくても、貯金を趣味にするといいことがたくさんあります。

今からでも遅くはありません。趣味として貯金を始めてみてはいかがでしょうか。

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