貯金簿で賢くお金を貯めよう!家計簿より簡単な記録術をご紹介

学び

貯金簿で賢くお金を貯めよう!家計簿より簡単な記録術をご紹介

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年末が近づくにつれ、書店などでは翌年の手帳や日記とともに、家計簿コーナーが設置されているのを見掛けることが多くなってきました。

「来年こそ家計簿をつけて、家計をしっかり管理しよう」と目標を立てている方もいるのではないでしょうか。

特に令和2年は、新型コロナウイルスの影響で家計に打撃を受けた家庭も少なくないと思います。

しかし、せっかく素敵な家計簿を購入しても、忙しくて続けられない方もいることでしょう。

また、家計簿だとその場限りの記帳となり、家計簿の情報を後から活かせていない方もいるかもしれません。

そこで今回は、家計簿よりも簡単かつ、資産情報を俯瞰的に見られる貯金簿をご紹介します。

貯金簿とは?

「貯金簿」という言葉をご存知でしょうか?

貯金簿は、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんが考えた家計管理術です。

貯金簿の情報から金融資産を定点で比較することで、貯金残高や資産がどの程度増減しているかを知ることができます。

言い換えると、貯金簿は「銀行預金や運用商品の残高を定期的に記帳し続けているもの」と言えるでしょう。

例えば、A銀行で普通預金、B銀行で定期貯金、C証券で株式、D生命で個人年金を持っているとします。

貯金簿では、これら全ての金融資産名と金額を書き出し、一定期間を空けてからまた書き出しをします。

こうすることで、金融資産の推移を簡単に把握することが可能です。

貯金簿をつけるメリット

ベストセラーとなっている『LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社 リンダ グラットン・アンドリュー スコット (著))という本をご存知でしょうか。

本書が出版されたことを契機に、「人生100年時代」という言葉が瞬く間に広まりました。

平成29年に政府が「人生100年時代構想会議」を設置し、来るべき100年時代のあり方について議論がされるようになりました。

厚生労働省によると、令和1年の日本人の平均寿命は男性は81.41歳、女性は87.45歳となっています。

男性は8年、女性は7年連続で最高年齢を更新しており、いずれも国別に見ると厚生労働省が把握する50の国と地域の中でもTOP3に入ります。

日本はまさに「長寿大国」と言えるでしょう。

元気に長生きし、かつ充実した老後を送ることができたら素敵ですが、そのためにはお金が必要です。

家計も長期の収支計画を立てる必要がありますよね。

そのためには、自分の金融資産の残高を把握することが大切です。

そして、金融資産の増減を定期的に確認し、「老後破綻」や「金融資産残高ゼロ」を回避しなければなりません。

貯金簿は、そういった金融資産の推移を把握するのに優れているツールです。

貯金簿のメリットは、自分が一定期間でいくら使っているのか視覚化されるため、今後の見通しが立てやすくなる点です。

もし、貯金額と余命を考慮し、生きているうちに貯金残高がゼロになるようでしたら、節約や運用などに取り組むことも考えていくことが可能になります。

貯金簿を利用すれば、「過去」「現在」の状況から「未来」を予測できます。

資産に関する不安も軽減されるのではないでしょうか。

貯金簿と家計簿の大きな違い

貯金簿は金融資産全体の残高を追い続けるツールだと前述しました。

一方で、「家計簿」は日々の生活の収支を記帳するツールです。

例えば、今月は「『食費に〇円』『通信費に◇円』『交通費に△円』……合計〇〇〇円の支出があった」といった具合です。

それでは、貯金簿と「家計簿」の大きな違いは何でしょうか。

以下に主な3つをご紹介します。

1.家計の捉え方

家計簿は、現時点でのお金の支出を捉えるのに優れてるのが特徴と言えるでしょう。

一方で貯金簿は、長期的なお金の流れを捉えることができます。

家計簿と貯金簿の両方をつけていると、全体的な家計の流れを貯金簿で把握し、何か問題があった場合に家計簿の項目を見直すといった使い方が可能です。

もし、貯金簿上で著しく貯金額が減少しているなどの問題がなければ、家計簿を見直す必要はないかもしれませんね。

2.記帳するタイミング

家計簿は日々の支出を把握するため、毎日記帳するのが望ましいでしょう。

ただ、毎日家計簿を記帳する時間を取れない方もいると思います。

そのような方は、週末にまとめて記帳するのも良いでしょう。

最近は、レシートを貼るだけの家計簿や、移動中などに簡単に入力できる家計簿アプリもたくさんあります。

一方で、貯金簿は毎日記帳する必要はありません。

貯金簿は1年に数回だけ記帳するだけで良いのです。

日々の記帳が不要なので、家計簿よりも貯金簿の方が楽だと感じる方もいるかもしれません。

3.金融資産の把握

家計簿をつけながら銀行などの金融機関を思い浮かべるのは、クレジット決済や電子マネー決済の時くらいではないでしょうか。

家計簿をつける際に、購入商品の代金がいつどの銀行口座から引き落とされるか、残高は十分にあるか……と考える方は多いです。

一方で、貯金簿は銀行をはじめとする金融機関や金融商品の一覧を作成するため、常に金融機関を思い浮かべることになります。

多くの金融機関を利用している場合は、あちこちにお金を預けていることに対して疑問を感じるかもしれません。

また、普通預金と定期預金・投資信託などの割合が、自分の理想と異なっていることに気が付くこともあるでしょう。

このように、貯金簿をつけることで、お金の在りかや出所を見直すきっかけになり得るのです。

いつ何を記録する?貯金簿のつけ方を解説!

それでは、実際に貯金簿をつけるためには、「何を」「いつ」「どこに(何に)」記録すれば良いのでしょうか。

「何を」「いつ」「どこに(何に)」の各視点ごとにご紹介します。

「何を」

貯金簿を始めるにあたり、まずは所有している金融機関名や金融商品名などを全て書き出しましょう。

銀行や証券会社名だけではなく、貯蓄性のある保険や個人年金なども含みます。

同時に、住宅ローンや車のローンなど、抱えている負債も記入してください。

こうすることで、負債の推移も把握することができます。

また、自分の分だけではなく、家計を共にする家族名義の金融商品なども記載することで、家計全体を把握することが可能です。

株式などの運用商品については、記入する日の時価を書きましょう。

あとは「定期的に」残高を記入していけば良いだけです。

「いつ」

「定期的」に記入するとは、具体的にどのくらいの頻度を指すのでしょうか。

貯金簿を記入する頻度ですが、置かれている立場によって異なります。

貯金簿を考案した畠山さんは、下記を目安に記帳することをお薦めしています。

  • ボーナスをもらっている会社員……半年に一度
  • 自営業、フリーランス、ボーナスのない派遣社員など……3ヶ月に一度
  • 年金生活者……2ヶ月に一度

収入が安定していればいるほど、記帳の間隔が長くて良いと捉えることが可能です。

年金生活者は、一定期間で受け取れる年金の額が決まっているので安定しているように思えます。

しかし、年金生活になると貯蓄が減り続ける家庭も多く、老後破産のリスクがあります。

厚生労働省の調査によると、令和元年10月時点で約207万人の生活保護受給者の内、約半数が65歳以上の高齢者だそうです。

世帯別に見ると、生活保護世帯の内高齢者世帯以外の世帯は減少傾向のようですが、高齢者世帯は増加しています。

お金に困っている高齢者が増えていることが分かります。

老後破産は他人事ではないかもしれません。老後破産しないためには、貯蓄の減少のペースを掴むことが重要です。

そのため、貯金簿の記帳の間隔は短めが良いでしょう。

また、属性に関わらず、リーマンショックや新型コロナウィルスなど、急激に家計に大打撃を与えるような経済状況に陥った場合は、普段より記帳する回数を増やしてください。

小まめに記帳することで、リーマンショックや新型コロナウィルスなどにより、家計がどの程度打撃を受けたか俯瞰的に見ることもできます。

世界的な不況により、自分の金融資産の増減が例年と著しく変わることもあります。

資産の減少幅に早めに気が付くことで、対策を取ることもできるのではないでしょうか。

「どこに(何に)」

家計簿といえば、Excel、家計簿アプリ、書店で販売されている家計簿専用のノートを思い浮かべる方が多いことでしょう。

貯金簿も同じで、Excelや貯金簿アプリなどの電子媒体か紙媒体に記帳します。

Excelや貯金簿アプリのメリットとしては、金額を自動計算したり、視覚的に分かりやすいグラフを作成することができる点があります。

貯金簿アプリのデメリットとしては、登録できる口座や金融商品数に限りがあるアプリもある点です。

所有している金融商品などが多い方は、アプリの制約を予め把握しておいた方が良いでしょう。

また、使いやすいように項目などをカスタマイズできる機能がなかったり、機能があっても制約があるアプリもあります。

Excelのデメリットとしては、ある程度の知識がなければ使いこなせない点です。

Excelは、関数を使用すれば自動計算ができます。

また、ピボット機能を使用すればグラフも作成可能です。

しかし、これらの機能を使いこなすにはExcelの知識がなければ難しいかもしれません。

一方で、紙媒体のメリットは誰でも使用できることです。

貯金簿は、家族の死や病気など、いざという時に急に必要になる場合があります。

パソコンやスマホで貯金簿をつけている場合、パスワードなどが分からずに開けない、どのファイルに保存しているか分からないなどのリスクが考えられます。

紙媒体なら、貯金簿の保管場所を家族に伝えておけば、すぐに見つけることが可能です。

紙媒体のデメリットは、家計簿と比較すると、書店で販売されている可能性が低いことと言えます。

しかし、インターネットで検索すると無料テンプレートをダウンロードすることもできますので、自分で作ることが可能です。

貯金額を増やしたいなら「特別支出」に要注意!

貯金簿から資産の流れを把握できたら、未来に向けてどのようなアクションをとれば良いのかを、考えてみましょう。

令和1年に金融庁が「老後には夫婦で約2,000万円必要」と報告したことが物議を醸しました。

現在の暮らし方や理想の老後生活などによって、老後に必要な資金は人それぞれですが、いずれにせよ自分の老後に必要な金額は把握しておいてください。

もし必要な金額と実際の金額・これから貯金できる金額に乖離があるようなら、家計を一度見直す必要があります。

「家計を見直す」、というと「日々の食費を節約する」ことを思い浮かべる方も多いと思います。

しかし、日々の食費を見直しても月1~2万円程度の節約が限度ではないでしょうか。

それよりも、「特別支出」に注目してください。

「特別支出」とは、毎月かかるわけではないけれど、毎年あるいは一定期間ごとにかかる支出のことです。

例えば、

  • 帰省費用
  • 冠婚葬祭費
  • スーツなどの高額な衣類
  • イベント代

などが特別支出に当たります。

他にも自宅の修繕・リフォーム、車検などが特別支出に入ります。

特別支出は大きな金額であることが多いです。

性質上、節約できないものもあるかもしれませんが、工夫することで大きく節約できるものもあります。

例えば、帰省する際に

  • 新幹線ではなく、より安価な自家用車で移動する
  • 帰省回数を減らす

ことで節約可能です。

貯金額を増やしたい方は、特別支出を見直すことをお薦めします。

日々の貯金には自動貯金アプリ「finbee」がおすすめ!

貯金簿をつけているけれど、貯金額を増やすことができないと感じた時はどうすれば良いでしょうか。

そのような方には、自動貯金アプリ「finbee(フィンビー)」をお薦めします。

finbee(フィンビー)は日常生活を送る中で、自然と貯金ができるサービスです。

「駅に着いたら〇〇円貯金」「お弁当を作ったら△△円貯金」など、自分で最初にルールを作り、そのルールを実行したら自動的に貯金される仕組みです。

貯金の目標金額も設定できるので、貯金簿をつけて貯金の不足額を把握したら、不足額をfinbee(フィンビー)の目標金額に設定してみてください。

finbee(フィンビー)なら意識しなくても貯金ができるため、貯金が苦手な方でも気軽に利用することができるでしょう。

finbeeで貯金したい!

まとめ

貯金簿についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

「家計簿」は日々の家計の収支状況を書き込んでいく帳簿。

「貯金簿」は継続的に貯金額を書き込んでいく帳簿、でした。

お金があれば幸せというわけではありませんが、お金での苦労は避けたいですよね。

人生が長くなった分、使うお金が増えるのは当然と言えます。

これを機に、貯金簿で家計の流れを把握し、無理のない貯金計画をしてみませんか。

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