もう目標設定に迷わない!今日から使えるメソッドを5つ紹介

学び

もう目標設定に迷わない!今日から使えるメソッドを5つ紹介

学び

「なんとなく目標を設定しているけれど、その目標が正しいのかわからない」
「今よりもっといい目標の立て方があるんじゃないか」

あなたも、そのような悩みを抱えているのではないでしょうか。

この記事では、ステップ通りに進めるだけで正しい目標設定が簡単にできるメソッドを5つ紹介します。

読んですぐに使える内容なので、現在設定している目標に間違いがないか知りたい方や、より効果的な目標設定方法を知りたい方はぜひお読みください。

なぜ目標を設定する必要があるのか?

そもそも、どうして目標を設定する必要があるのでしょうか?
ずばり、それは、目標を設定するほうがあなたの夢や願望を実現しやすくなるからです。

目標を設定することで、

  • 夢や願望そのもの
  • 夢や願望までの距離
  • 夢や願望を実現する方法

を明確にでき、実現に近づく具体的な行動につながります。

また目標設定することで、心身ともにポジティブな効果を得られます。

目標を設定することで得られる効果

ポジティブな効果というのは、単なる経験則ではありません。実際、心理学の分野でも研究が進んでいて、その効果が実証されているのです。

具体的には、目標を設定することで次の3つの効果を得られます。

  1. モチベーションがあがる
  2. 目標達成に必要な情報が集まりやすくなる
  3. パフォーマンスが向上する

1. モチベーションが上がる

目標を設定すると、モチベーションが上がります。

これは「目標設定理論」と呼ばれ、1968年、アメリカの心理学者ロックが提唱した理論です。

特に、自分で納得している目標で、かつその目標が明確で具体的であればあるほど、高いモチベーション効果を得られます。

たとえば、上司から「できる限り高い売上を目指せ」とあいまいな目標を設定されるよりも、自分で「来月は契約10本獲得しよう」と決めるほうが、意欲的に行動できます。

2. 目標達成に必要な情報が集まりやすくなる

2つ目が、目標達成に必要な情報が集まりやすくなる効果です。

心理学の用語で「カラーバス効果」ともいわれます。

たとえば、朝に「今日は赤色を意識する」と決めて一日を過ごすと、無意識に赤色のものが目に入るようになるというものです。

これと同じことが、目標を設定するときにも起こります。日々、目標を意識して過ごすことになるので、目標達成のために必要な情報を頭が無意識に得るようになり、目標達成につながるというわけです。

3. パフォーマンスが向上する

3つ目が、パフォーマンスの向上です。

目標を設定するということは、現状との差を認識することです。
そして、人は差を認識すると違和感を覚え、この状態を心理学では「認知的不協和」といいます。

たとえば、会社に苦手な人がいたとします。
このとき、あえて仲のいい同僚に「あの人とはウマが合うんだよね」と話したとします。すると、現実とは違うことを宣言しているので、自分の中に矛盾が生じます。

これが「認知的不協和」の状態です。

そして、現実とは違うことでも公言してしまっているので、あとから「実は、苦手なんだよね」と言い出せません。この認知的不協和の状態を解消するには、現実を宣言内容に合わせる必要があります。つまりこの場合、「苦手な人の中に自分と合うところを見つけ、本当にウマが合う状態にすること」です。

目標設定も同じ仕組みです。

現実よりもレベルの高い目標を設定すると、現実とは違うことを宣言しているため、脳は認知的不協和の状態になります。その際、脳はその不協和を解消するため、「目標達成のために必要なアクションはなんだろう?」と考えるのです。

そして、「先月よりも〇〇する回数を増やす」「これまでよりも効率の良い方法を探す」といった解決策を考えるようになり、結果としてパフォーマンスが向上するというわけです。

目標設定が必要な人と不要な人の違いは?

ここまで目標設定が必要な理由と、その効果についてお伝えしました。
次に、目標設定が必要な人と不要な人の違いを簡潔に表にまとめました。

目標設定が必要な人目標設定が不要な人
  • 何かやりたいことがある人
  • モチベーションを維持できない人
  • 努力しているのに結果につながっていない人
  • 現状に満足している人
  • 今以上の向上を望んでいない人
  • 特にやりたいことがない人

大きな違いは「現状に満足しているか」どうかです。
つまり、現状に満足しておらず、新しい挑戦をしたい人は、目標を設定する必要があるといえるでしょう。

良い目標設定と悪い目標設定の具体例

また目標は、やみくもに設定しても意味がありません。
良い目標設定は目標設定による効果を受けられますが、悪い目標設定は形だけで何の効果も得られません。

それぞれ具体例を紹介します。

良い目標設定の具体例

良い目標設定は、明確で具体的です。
たとえば、次のような目標です。

  • 来年の8月1日までに体重を3キロ落とすために、これから週に3日、30分のランニングをする。
  • 来年の夏に家族4人で沖縄旅行へ行くために、これから毎月3万円貯金する。

悪い目標設定の具体例

悪い目標設定は、あいまいです。
たとえば、次のような目標になります。

  • 痩せる
  • 家族で旅行に行く

上記のような、良い目標設定と比べると一目瞭然です。
目標というよりも夢のような、漠然としたものになってしまっています。

目標設定は「SMART」の法則に従うことが重要!

明確で具体的な目標設定が良いといわれても、実際にどのようなルールに従って設定すればいいのか、イメージしづらいかもしれません。

このとき、「SMART」の法則に従うことで、簡単に具体的な目標を設定できるようになります。

「SMART」とは、目標設定の要素に欠かせない項目の頭文字をとってできた言葉です。
ひとつずつ、具体例と合わせてお伝えします。

Specific - 明確であること

「明確」というのは、「いつ、誰が読んでも、同じ認識を持てるようにする」ということです。

たとえば、「がんばる」や「努力する」という目標では、人によって認識が異なります。あいまいな目標は、自分の取るべき行動もあいまいとなり、何をすればいいのかがわからなくなるでしょう。

そのため、「毎日500円貯金する」というように明確な行動となるよう目標設定します。

Measurable - 測定可能であること

目標を達成できたかどうか、達成できなかったとしても、どの程度近づいていたのかを把握できるようにすることです。

たとえば、「貯金する」ではなく、「30万円貯める」といった目標のほうが測定可能であるといえます。

測定可能な目標にすることで、たとえ目標達成できなかったときでも、ただの失敗で終わりません。

  • 目標設定が高すぎたのか
  • 行動が足りなかったのか
  • 行動が不足していたのか

といった内容を反省することができ、今後の目標設定に活かすことができます。

Achievable - 達成可能であること

高すぎる目標はモチベーションの低下につながり、途中で諦めやすくなります。

たとえば、「1億円貯金する」という目標は現実的ではないでしょう。達成が難しいと感じると、「どうせ達成できないから」と、貯金すらしなくなってしまいます。

それに対して、「60万円貯金する」という目標ならどうでしょう。娯楽費を削ったり、無駄遣いを減らしたりすれば達成できそうと思うのではないでしょうか。

このように「少し頑張れば達成できる気がする目標」という水準で、目標を設定することが大切です。

Relevant - 関連性があること

何のために目標を設定するのか、目標を達成した先に何があるのかを考えることです。関連性が明確になることで、高いモチベーションを維持できるようになります。

たとえば、「60万円貯める」だけではなく、「家族4人で沖縄旅行へ行くために、60万円貯金する」というような形で、目標を達成したことで得られるものを明確にしましょう。

Time-bound - 期限があること

期限があることも重要です。期限がなければ先延ばしになってしまい、いつまでも目標を達成することができません。

たとえば、「来年の8月に家族4人で沖縄旅行へ行くために、60万円貯金する」とします。
期限を明確にすることで、その目標が達成可能かどうかも判断しやすくなるでしょう。

目標設定を正しく行うための具体的なメソッド5選

SMARTは目標を考えるときに重要な要素ですが、そのほかにもあなたの正しい目標設定を助けるメソッドは様々あります。
そこで数あるメソッドの中でも、状況に合わせて使い分けできる5つを紹介します。

1. 目標設定を初めてするなら「ベーシック法」

ベーシック法は最も基礎的な目標設定のメソッドです。
ステップに従って下表の目標項目、達成基準、期限、達成計画の4つを具体化して目標設定を行います。

ステップ1目標項目何を達成するかを明確にします。
「強化」「改善・解消」「維持・継続」「開発」のどのタイプに該当するかを考えるとステップ2以降も設定しやすくなります。
ステップ2達成基準具体的な達成条件です。
どのような数値を達成すれば、どのような状態になっていれば目標達成とするかを決めます。
ステップ3期限目標の達成・未達成を判断する期日を決めます。
ステップ4達成計画

目標を達成するための具体的な行動計画、利用するツール等を決めます。

ステップどおりに進めるだけで基本的な「いい目標」を設定できるので、初めて目標設定に取り組む方におすすめの方法です。

2. 目標がライバルに勝つことなら「ベンチマーク法」

ベンチマークとは基準のことで、ベンチマーク法ではライバルを基準に置きます。
ライバルに勝つこと、超えることを目標としてライバルを分析し、自分と比較します。
ベンチマーク法を使った目標設定の手順は下表のとおりです。

ステップ1ベンチマークの設定勝ちたい対象であるライバルを決めます。
ステップ2ベンチマークの情報収集ライバルに関する情報を集めます。
ステップ3ベンチマークの分析ライバルの情報から、ライバルがうまくいっている要因、自分との差を分析します。
ステップ4目標設定ライバルとの差を埋める、あるいはライバルを超えるための目標を設定します。

このとき、ライバルと差がついている要因を正確に把握することが重要です。誤った分析は誤った目標設定につながり、見当違いの行動につながるからです。

3. 目標をとことん具体的にするなら「マンダラート」

マンダラートはアイデア発想法のひとつですが、目標設定にも効果的です。
特に漠然とした目標は持っているものの、具体的に何をすればいいか分からないときに使用します。

メジャーリーガーの大谷翔平選手も高校生時代にマンダラートで目標達成シートを作成し、夢を実現させたとして注目されました。

マンダラートによる目標達成シートは、次の手順で作成します。

ステップ19×9のマスを用意します。
ステップ2マスの中心に目標を書きます。
ステップ3中心を囲む8マスに、中心の目標を達成するための必要な要素を書き出します。
ステップ4書き出した8つの要素を、中心の3×3のマスを囲む8つの3×3のマスの中心に書き写します。
ステップ5ステップ3と同様に、中心の要素を達成するために必要な要素を書き出します。

上記のようなステップを踏めば、下表のようなマンダラートを作成することができます。

このように、マンダラートを作成することで、目標達成に必要な行動や要素を明確にできます。

4. 目標を細かく数値化したいなら「KGI×KPI×KDI法」

KGIは最終目標、KPIは中間目標、KDIは行動目標のことです。
この3つの指標を使って目標を設定します。手順は次のとおりです。

ステップ1KGIを設定します。
中長期的な期間で(1年以上も可)、測定可能で具体的な目標にすることがポイントです。
ステップ2現状との差を分析して課題を書き出します。
ステップ3課題を解決するための数値目標(KPI)を設定します。
ステップ4KPIを達成するために必要な行動(KDI)を書き出します。

たとえば、来年の目標を「KGI×KPI×KDI法」で設定すると下表のようになります。

KGI2020年9月に家族で旅行へ行くために40万円貯める
KPI
  • 毎月の給与から3万円貯金する
  • ボーナス月の12月、7月はさらに5万円貯金する
KDI
  • 給与支給日に3万円、ボーナス月は8万円を貯蓄用口座へ入金する
  • 毎月末に貯蓄用口座の金額を確認する

貯蓄用口座へお金を入れても、急な物入りで口座からお金を引き出さないといけないこともあります。

ですので、月末にはしっかりと残高確認することにしています。そうすれば、翌月以降で貯金額を調整するといった早め早めの対策が取れます。

このように、間違った方向に進んだり、進捗が悪かったりしても早いタイミングで気づいて修正でき、目標達成の確率を高めることができます。

5. 目標達成後のプランもイメージするなら「NLP式目標設定法」

NLPはNeuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)の頭文字で、1970年初頭に開発された心理学です。
このNLPの考え方を目標設定に取り入れたものがNLP式目標設定法です。

NLP式目標設定法は9つのステップに分解できます。

ステップ1肯定的な表現で目標を設定します。
「○○しない」ではなく、「○○する」という表現です。
否定的な表現は、一度、否定したい自分をイメージしてしまい、目標達成の妨げになるからです。
ステップ2設定した目標の主語が自分になるようにします。
ステップ3目標を具体化します。
5W1Hを意識することで、目標のイメージが具体的になります。
ステップ4目標を達成したときに自分がどのような感覚を持つのか、イメージします。
ステップ5目標を達成したときの周囲の変化をイメージします。
周囲が喜んでいる状況をイメージすることで、より目標を達成するイメージが強化されます。
ステップ6目標達成に必要なリソースを確認します。
リソースは、ヒト・モノ・カネ・情報に分けて考え、使えるものと不足しているものを把握します。
不足しているものについてはどうやって補えるかを考えます。
ステップ7目標達成の障害となっているものを把握します。
ステップ8設定した目標を、より高い次元の目標につなげます。
目標を達成することがどのような意味を持つのかを考えることになり、目標を達成したいという気持ちを強化します。
ステップ9具体的にイメージできた目標を達成するための行動計画を立てます。
特に最初の行動は24時間以内に始められるものにすることがポイントです。

目標を達成したときの状態を強くイメージすることで、高いモチベーションを維持しやすくなります。

まとめ

人はただ「がんばろう」と思っても、その気持ちは長続きしない生き物です。

しかし、目標を設定することによって高いモチベーションを維持でき、パフォーマンスも向上してより良い結果を出せるようになります。

また、この記事で紹介したSMARTの法則と5つのメソッドを取り入れることで、正しい目標設定も簡単にできます。

ただし、目標設定の方法は知るだけでなく、使ってはじめて効果が出るものです。とにかく、まずは行動に移してみましょう。

貯金アプリのfinbeeでは、目的ごとに目標額と期日を決めて、着実に貯金することができます。毎日の生活に合わせてお金が自然と貯まるため、とても簡単。

まずは、貯金という身近なことから目標設定を試してみてはいかがでしょうか。

人気記事Ranking
  • 月間

  • 週間

  • すべて

menu

したい・ほしいを探す

したい・ほしいを叶える