一人暮らしでも賢く貯金!毎月の貯金額の目安と実践方法を紹介

学び

一人暮らしでも賢く貯金!毎月の貯金額の目安と実践方法を紹介

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一人暮らしをしていると、毎月の家賃や光熱費、食費など、さまざまなコストがかかるものです。特に社会人経験が浅い世代にとって手取りの給料が少ないなかでやり繰りしていくのは決して楽ではありません。なかには毎月の生活で手一杯で余裕がなく、貯金に回すお金が工面できていない人も多いのではないでしょうか。

そこで気になるのが、毎月貯金ができている人はどのようなテクニックを活用しているのかということ。今回の記事では、一人暮らしで貯金ができない理由を紹介するとともに、効率的に貯金をするための具体的な方法などもあわせてご紹介します。

平均的な貯金額

平均的な貯金額

まずは貯金に関する基本的なデータを見ていきましょう。そもそも自分はどの程度の貯金をするべきなのか、同じ世代に比べて貯金が多いのか少ないのかについても比較してみましょう。

年代別で見る貯金平均額の目安

金融広報中央委員会が平成29年に調査した結果によると、年収300万円未満の世代ごとの平均資産保有額は以下の通りです。もちろん、持ち家か賃貸か、さらには実家暮らしか一人暮らしかによっても貯金額は異なりますが、少なくとも一人暮らしの比率が高いと思われる20代においても貯金ができている人は存在し、年齢が上がるごとに資産も増えていることが分かります。

世代金融資産保有額の平均
20代69万円
30代255万円
40代315万円
50代715万円
60代1,037万円

貯金なし世帯も増加傾向

先ほど紹介した貯金平均額はあくまでも平均であるため、高い人も低い人も全てを母数に入れて均したデータです。実際にデータ詳細を見てみると貯金がゼロの世帯も多いことが分かります。

同じく金融広報中央委員会が平成29年に調査した結果によると、貯金なし世帯の比率は全世代で12.4%にものぼり、前回調査時の14.4%に比べて比率は減少しているものの深刻な家計事情を抱えている世帯が多いこともまた事実のようです。

当然のことながらこの数字のなかには、貯金だけではなく株などの金融資産全般も含まれているため、自由に運用できる資産がまったくない世帯は少なくないことが分かります。

収入額に対する適正な貯金割合とは

これから将来を見据えて貯金をしていきたいと考えたとき、現在の収入とのバランスを考慮してどの程度の金額を貯金に回せば良いのでしょうか。

手取り15万円の収入を得ている人と50万円の収入を得ている人を一概に比較して割合を算出することは適正ではないかもしれませんが、一般的には収入の1〜2割程度を貯金に回すのが良いとされています。つまり手取り15万円の人であれば、毎月1.5〜3万円を貯金に回すのが適正です。

また生活費や遊興費などを差し引いた分を貯金に回しているという人も少なくありませんが、それでは計画的な運用とはいえず貯金ができない月ができたり、貯金額もまちまちになってしまいます。毎月一定の額を貯金するからこそルーティンのように継続でき、効率的にお金が貯まっていくものです。

一人暮らしで貯金できない理由

一人暮らしで貯金できない理由

一人暮らしを送るなかで効率的かつ継続して貯金をしていくためには、まずは現在の生活で無駄なコストや貯金ができていない理由を分析することが大切です。そこで、一人暮らしにありがちな貯金ができない理由について代表的なものを4つご紹介します。

家賃が高すぎる

生活コストのなかでももっとも比率が大きいのが家賃です。誰しもなるべく新しく広い部屋に住みたいと思うものですが、あまりにも家賃が高いと生活費を圧迫してしまい貯金に回すお金がなくなってしまいます。

たとえば収入の半分が家賃に飛んでしまうような部屋だと、やがて生活が苦しくなり、結局他のアパートやマンションに引っ越さなければならなくなる可能性もあります。その結果として仲介手数料や引っ越し代などが余計にかかってしまうため、部屋を選ぶ際には自分の収入に合った物件を選ぶことが大前提となります。

交際費が高すぎる

職場の同僚や上司、さらには友人同士での飲み会などに顔をよく出している人も多いのではないでしょうか。たとえば毎週飲み会に参加していると、それだけで1回あたり5,000円の会費だとしても月に20,000円相当の出費になります。さらには2次会や帰りのタクシー代なども考慮すると、1回あたり10,000円程度の出費を余儀なくされることもあるでしょう。

人間関係を良好に保つためにも交際費は欠かせないものですが、出費がかさんで家計を圧迫してしまっては本末転倒です。

趣味に使いすぎている

充実した仕事をするためにはプライベートを充実させることも重要です。しかし、あまりにも趣味に没頭して多額の出費を強いられていると家計も苦しくなってしまいます。

特にギャンブルやお酒などは多額の出費を強いられることも多いため、のめり込みすぎないようにしなければなりません。趣味にかけてしまうお金が多い場合は、できるだけお金を使わない趣味を見つけることも大切です。

外食が多い

料理が苦手な人は外食中心の生活になることも多いのではないでしょうか。場合によっては材料を買ってきて作るよりも安く抑えることもできますが、食にこだわる人のなかには1回の食事で数千円単位の出費を繰り返し、それが家計を圧迫しているケースも多いです。

毎月の生活コストを見直す

毎月の生活コストを見直す

毎月安定して貯金をするためには、まずは生活コストを見直して家計に余裕をつくることが大切です。どのような点に注意すべきなのか、今回は具体的なポイントを4つご紹介します。

理想的な家賃は収入の4分の1

賃貸アパートやマンションを選ぶ際には、収入に対して4分の1を目安に家賃を設定し、その中から選ぶようにしましょう。一般的には収入の3分の1といわれることも多いですが、毎月安定して貯金をするためには4分の1程度まで抑えるのが理想といえます。

ちなみに、この4分の1という数字のなかには家賃以外にも共益費や駐車場代も含まれます。地方であれば駐車場代も比較的安いため探しやすいと思いますが、都市部の場合は家賃を大幅に抑えるか、バイクや自転車に乗り換えるなど工夫が必要になるかもしれません。

飲み会参加は最低限に留める

交際費の節約に直結する部分として、飲み会への参加は最低限に留めるようにしましょう。職場の忘年会や送別会などは良いとしても、なんとなく同僚同士で飲みに行ったり、行きたくない飲み会に流れで参加したりといったことのないように心がける必要があります。

断る理由を探すのが大変だったり、最初のうちは心苦しく感じるかもしれませんが、慣れてくると周囲の同僚や上司も理解してくれるようになるはずです。

飲み会を断る理由としては、資格の勉強や副業など、自分自身のスキルアップに役立つ内容がおすすめです。また、健康を気遣ってダイエットや禁酒をしているという理由も良いでしょう。あくまでも飲み会自体に参加したくないというニュアンスではなく、自分自身の都合であることをアピールしたほうが角が立たずに理解を得やすいはずです。

格安スマホに乗り換える

スマートフォンは生活に欠かせない通信手段ですが、大手キャリアのスマートフォン契約は料金も高額で家計を圧迫しがちです。最新機種になると月10,000円以上の契約料金になることも珍しくなく、自宅のインターネット回線と合わせると20,000円弱の料金請求となることもあります。

しかし、最近では大手キャリア回線を使った格安スマホの事業者も続々と登場してきており、月数千円で利用できるプランもあります。特に自宅内での利用が中心で屋外でインターネットを利用することが少ない場合は、通信容量が少ないプランを契約すれば大幅に通信料金を節約できます。

欲しいものがあってもすぐに買わない

服や家電製品、ゲームソフトなど、お金に余裕があるとつい購入したくなってしまうものは多いと思います。しかし、せっかく苦労して節約したにもかかわらず、余計なものを買って浪費してしまっては意味がありません。

特に何か大きな買い物をする際には、本当に今それが必要なのか、他で代用できるものはないか、他に安く手に入れられる方法なないのかなど、一旦立ち止まって考えるようにしましょう。

最近はファッションや家電製品、さらには自動車にいたるまで、サブスクリプション型のサービスが登場しています。商品として購入するよりも安く利用できるケースも多いため、ひとつの候補として検討してみるのもおすすめです。

当然のことながらサブスクリプションであっても無駄な契約を繰り返してしまっては意味がありません。本当に自分にとって必要なのかを見極めたうえで検討することが大前提です。

効率的に貯金をするための方法

家計の無駄や改善点を見つけることは貯金のための第一歩ではありますが、決してそれだけでは継続的な貯金にはつながらないものです。そこで、ここからは貯金を効率的に継続していくための具体的な方法をいくつかご紹介します。

貯金のための口座をつくる

給与が支給される口座と、家賃や光熱費が引き落とされる口座、さらには貯金をするための口座が全て一緒になっていると管理がしづらいものです。また、現在どの程度の貯金があるのかも一目で知ることができません。

そこで、継続的な貯金の第一歩として有効なのは貯金専用の口座をつくることです。金融機関の多くは定期預金や積立預金などを提供しており、貯金専用の口座へ毎月一定額を自動的に移し替えてくれるものもあります。これらを上手く活用すれば、月によって貯金額が変動したり貯金をし忘れたりといった心配もなくなるはずです。

貯金専用の口座をつくることは貯金のための基本的な一手であり、まずは行動してみるとモチベーションが上がってくるかもしれません。「せっかく口座をつくったんだし、とりあえず少しずつ貯めていこう」という気持ちになる人も多いです。最近ではインターネットから手軽に申し込めるネット銀行も多いため、仕事が忙しく銀行に行く時間がない人にはおすすめです。

少額の資産運用

投資と聞くと従来はまとまったお金がないと運用できないイメージが根強かったですが、最近では貯金をするように毎月少額を積み立てて運用するものも登場しています。

たとえば「NISA」や「つみたてNISA」は数千円単位でも運用でき、毎月コツコツと資産運用に回していきたい人には最適な制度です。また、これらの制度は国内外の上場企業など比較的安定した銘柄にのみ投資が可能となっているので、投資が初めての人にとっても安心して運用ができる制度といえるでしょう。

ちなみに、NISAは年間120万円、つみたてNISAは年間40万円までの投資分が非課税となるメリットもあります。注意点としては、NISAの場合は投資可能期間が2023年までと定められていることが挙げられます。将来的に延長される可能性もありますが、現時点ではあと4年程度で投資ができなくなるため急いで検討してみましょう。

副業で収入アップ

給与がなかなか上がらず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。生活費をギリギリまで切り詰めたとしても、そもそもの給与が低すぎて貯金や投資に回せるお金がほとんど残らないという問題を抱える人も少なくありません。

毎月の給料をもらって生活しているサラリーマンの場合、どうしても与えられた給料の範囲内で生活を送らなければならないと考えがちです。しかし、場合によっては発想を転換してみると解決策が見えてくる可能性もあります。

それは、給与以外の収入源を確保するということ。働き方改革によって副業を始める人も増えていますが、今やお金の稼ぎ方は多様化しています。本業の給料に頼ることなく、さまざまな方法で報酬を得ることができるのをご存知でしょうか。

一般的なサラリーマンの場合、仕事を終えた後に深夜までアルバイトをしたり、休日を返上して派遣労働をしたりといった働き方はおすすめできません。本来休むべき時間を削ってまで無理をして働いてしまうと、本業に影響を及ぼすことがあるためです。

そこでおすすめなのが、インターネットをつかった副業です。YouTubeへの動画投稿やブログなどで広告収入を得る方法以外にも、最近ではクラウドソーシングなどを活用してさまざまな仕事を自宅で完結できる仕組みが提供されています。時間や場所にとらわれることなく自分のペースで自分がやりたい仕事に取り組めるため、モチベーションも上がりやすく本業以上の収入を得ている人も少なくありません。

スマホアプリで貯金

自動貯金アプリ『finbee』は、自動貯金ルールを独自に設定することができます

投資や副業はハードルが高く、もっと手軽に貯金できるツールを知りたいという方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、自動貯金アプリ『finbee』です。finbeeは自分自身の銀行口座と連携させることができ、独自のルールを設定することによって銀行口座へ送金できるというものです。

代表的な機能としては「つみたて貯金」のほか、カード決済で支払ったおつりを貯める「おつり貯金」、指定歩数に達した場合に貯金される「歩数貯金」、指定した場所に到着したら貯金される「チェックイン貯金」などがあります。

さらに、2019年12月からは「目標キープ機能」も新たに実装。これは欲しい商品や行きたいお店、旅行先を検討する際に、finbeeアプリ内でとりあえずキープしておき、購入に必要な貯金額やメモなどを残しておける機能です。

気になるものを見つけたときには衝動的に購入するのではなく、一旦finbeeでキープしておくことで本当に必要なものなのかをあらためて吟味する時間が生まれます。欲しい商品が複数ある場合でも、どれを優先すべきなのかが一目瞭然で判断できることでしょう。

まとめ

今回ご紹介してきたように、一人暮らしは限られた給料のなかでやり繰りしていく必要があり、全ての人が余裕のある生活を送れるとは限らないものです。しかし、さまざまな統計調査の結果を見ても、限られた収入のなかで貯金ができている人も確実に存在しています。

たとえば賃貸物件の選び方や食費、交際費など、一人暮らしで貯金ができないのはさまざまな原因があると考えられます。まずは現在の生活のなかで無駄なコストがかかっていないか確認したうえで、節約のためにできることから始めてみましょう。

もちろん、自分のなかで譲れない条件がある場合はメリハリをつけた計画を立ててみるのも良いでしょう。趣味や交際費にかけるコストを削ってしまうとモチベーションが低下してしまう人は、その他の部分で妥協できるポイントがないか検討してみるのもおすすめです。

毎月安定して貯金を継続していけるか心配だという人も多いと思いますが、生活のなかで習慣化できれば苦に感じることもなくなっていくはずです。自分自身にとって最適なペースをつかむためにも、まずはさまざまな方法を試してみてはいかがでしょうか。

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