日々色好日 #86 「猩々緋-shojohi-」

特集

日々色好日 #86 「猩々緋-shojohi-」

特集

毎年この時期になると、街にあふれるクリスマスの飾りつけにときめいてしまいます。

実家では子供が大きくなっても季節のイベントを大切にする方針だったので、毎年必ずクリスマスツリーやクリスマスリースなどの飾り付けを手伝っていました。

そのせいでしょうか、クリスマスイブからクリスマス当日は大人になった今でもなんだかうきうきする日であるように感じます。

子供の頃はプレゼントに一番わくわくしていましたが、大人になってからのクリスマスは普段よりもちょっとだけ豪華なごはんと、ワインなどのお酒、そして美味しいケーキが楽しみになっています。

ただの美味しいものを食べる日になってしまっている気がしますが、でもそういうふうに楽しみ方が変わっていくのもまた面白いなと感じます。

それでは、本日の伝統色を紹介します。

伝統色紹介:猩々緋-shojohi-

猩々緋は緋色の中でも特に強く黄色みがかかっている朱色のことです。

室町時代後期からの南蛮貿易で日本に入ってきた毛織物のうち、特に「羅紗(らしゃ)」に多く見られた色だったとされています。

「猩々(しょうじょう)」とは中国語で一般的にオランウータンのことを指しますが、それとは別に中国の伝説上の生き物の名前としても知られています。

伝説上の生き物「猩々」は人に似た顔と子供のような声、鮮やかな赤い体毛を持ち、体は犬や猿に似ています。「猩々」の血液はとても赤いとされ、そこから伝統色名の猩々緋が生まれました。

作品紹介:『フェリックスの手紙4 サンタクロースとクリスマス旅行』(著)アネッテ・ランゲン、(絵)コンスタンツァ・ドロープ、(訳)栗栖カイ

『フェリックスの手紙』シリーズは、旅好きなうさぎのぬいぐるみ・フェリックスが旅先から仲良しのソフィーに手紙を送る、という内容の物語です。

ページには封筒が貼り付けられていて、その中にフェリックスからの手紙が入っている仕掛け絵本となっています。

シリーズの中でもクリスマスがテーマになっている『フェリックスの手紙4 サンタクロースとクリスマス旅行』は特に気に入っていて、子供のころに何度も何度も読みました。

大人になってからのクリスマスは最初にお話した通りで、そこまで特別な日でもなく「ちょっと豪華な美味しいものを食べる日」という感じになってしまっていますが、それでも子供の頃に感じたクリスマスのあのドキドキはいまだに憶えています。

 

 

人気記事Ranking
  • 月間

  • 週間

  • すべて

menu

したい・ほしいを探す

したい・ほしいを叶える