日々色好日 #73 「月白-geppaku-」

特集

日々色好日 #73 「月白-geppaku-」

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テーマパークかどこかで夜に見たシャボン玉。

ふわふわと浮いて漂い、あっという間に消えてしまう。そんな儚い姿が好きで、じっと眺めていた時の写真です。

最近、自分が四半世紀以上生きてきたことを急に実感しています。こんな時勢でもあり、あまりネガティブな意味ではないのですが、自分の最期について考えることも増えました。

いつ?どこで?どんなときに?と考えるのですが、考えたところで私にどうこうすることはできません。

それは明日突然訪れるかもしれないし、もっとずっと先にゆるやかに訪れるかもしれないのです。

だからこそ、その瞬間にこれまでのことがひとつも無駄ではなかったと思えるように、今を生きていきたいと思っています。

それでは、本日の伝統色を紹介します。


伝統色紹介:月白-geppaku-

月白とは、月の光を思わせる、薄く青みを含んだ白色のことです。

色名の月白は「げっぱく」ですが、「つきしろ」と読むと東の空に月がのぼっていき、空がだんだん明るく白んでいく様子を表します。

「月白(つきしろ)」は「月代(つきしろ)」とも書かれ、初秋・仲秋・晩秋の「三秋(さんしゅう)」の季語にもなっています。

日本の伝統色の中には「純白」「胡粉」「銀白色」など様々な白を表す色名がありますが、その中でもこの月白は文学的な伝統色名です。


作品紹介:『One by One』SPARTA

『One by One』は、ラッパー・SPARTAのアルバム『兆し』に収録されている楽曲です。

SPARTAはラッパーとしての活動を始めてからまだ数年ですが、稀有な才能と感覚を持った彼の楽曲は、淡々としているのに人の心を大きく揺さぶるものとして注目を集めています。

楽曲『One by One』を初めて聴いた時、初めて聴く音、声、歌詞なのに、そのすべてに対して懐かしい気持ちになりました。ずっと昔、覚えていないほど前から、自分のそばで鳴っていた音楽のような懐かしさです。

SPARTAのフロウは最初から最後までクールなのですが、その冷静さの中に強い情熱が秘められているのがわかります。

人間として、生命の熱量が高い。

HIPHOPが好きな人はもちろんですが、HIPHOPに慣れ親しんでいない人でも心を動かされてしまう理由は、そこにあるのかもしれません。

 

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