日々色好日 #52 「白藍-shiraai-」

特集

日々色好日 #52 「白藍-shiraai-」

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心はガラスとほとんど同じ強度のもの。ガラスが割れた時の衝撃は大きく、修復にとても長い時間と労力が必要になってしまいます。

ずっと昔、自分の心は強いと思っていました。何があってもガラスにひびが入ったり割れたりすることは絶対にないし、何かあっても気合でどうにかなる。そう思っていたのです。

強い強いと思っていた心のガラスが音を立てて割れていったのは高校をやめた時でした。

自分が弱いはずはないと思っていたし、気合いでどうにかなると思っていたのに、こんな些細なことで心がダメになってしまう。本当に衝撃的でした。

あれから13年が経ちました。現在ではガラスの修復も進み、最近はようやく元通りになりつつあるかな?という感じです。

これからは無理をせず、自分の強さを過信せず、少しでも穏やかでいることができたらと思っています。

それでは、本日の伝統色を紹介します。

伝統色紹介:白藍-shiraai-

白藍は黄味がかった淡い水色のこと。藍染めの中でもっとも薄い色で、「しらあい」ではなく「しろきあい」とも読むことがあるそうです。

かなり古くから存在する伝統色で、「延喜式」(※平安時代初期に作られた法令集)にもその名前が記載されています。

伝統色「藍白(あいじろ)」と名前は似ていますが、色としては全く別のものなので注意が必要です。

作品紹介:『セルフケアの道具箱』著·伊藤絵美 / イラスト·細川貂々

『セルフケアの道具箱』は30年にわたりカウンセラーとして活動してきた著者が、これまでの知識と経験をいかしたセルフケアの具体的な方法を「100個のワーク」として紹介した本です。

本書で紹介されるストレスケアの方法は、ストレスマネジメントや認知行動療法、マインドフルネス、コーピング、スキーマ療法といった専門的な理論や手法をもとにしていますが、それを専門用語をなるべく使わずにわかりやすく説明してあるので、気軽にチャレンジできます。

なんとなく心が疲れた時、もやもやして眠れない時、息をするのさえ苦しい時、最初から自分が存在しなければよかったと思う時。

この本を読み、実際にいくつかのワークをやってみて、本当は自分が心の中で泣いていることに気づくことができた夜がありました。

しんどさの度合いに関わらず心に効く、おすすめの一冊です。

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