日々色好日 #51 「茜色-akaneiro-」

特集

日々色好日 #51 「茜色-akaneiro-」

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前に住んでいた部屋の窓から見える夕焼けが大好きでした。

ここで毎日、眠って起きて泣いて笑って、仕事を頑張ったりサボったりして、友達を呼んで缶ビールで乾杯したり、ひとりで何もしないでぼんやりしたりもしました。

引っ越しが終わった日、最後に「さよなら」と呟いてドアを閉めたこと。その後に少しだけ寂しくなったこと。

生きている限り、別れは繰り返すものです。

でもだからこそ「さよなら」という別れの言葉には、悲しみではなく感謝と愛を込めたいと、そういうふうに生きていきたいと、いつも思っています。

それでは、本日の伝統色を紹介します。

伝統色紹介:茜色-akaneiro-

茜色とは、アカネ科の植物であるアカネの根で染めた暗い赤色のこと。

上代(奈良時代以前)から人々に好まれていた長い歴史のある伝統色で、日本の文学作品などにも多く登場しています。

「茜色の空」といったように、現在も夕暮れ時の空の色を形容するのによく用いられる身近な伝統色です。

作品紹介:『Goodbye Girl』CRCK/LCKS

Goodbye Girl』はバンド・CRCK/LCKS(クラックラックス)1st EPCRCK/LCKS - EP』に収録されている楽曲。ミュージックビデオの監督には映像ディレクターの澤野洋土を迎え、コンテンポラリーダンサーのハラサオリが出演しています。

パソコンの音楽ライブラリに表示されたこの楽曲の再生回数は529回。

CRCK/LCKSの『Goodbye Girl』は4年前に初めて聴いて、それ以来ずっとお気に入りの曲として繰り返し聴いてきました。

感傷や虚無感、あるいは寂しさや苛立ち。

何十回、何百回と聴いてもなお、楽曲に漂うそれらの存在が全く薄れず、むしろ増長していくように感じるのは何故なのでしょうか。

息苦しさと隠しきれない狂気。

何もかもを取り込める多感な時期に出会いたかった作品というものが時々ありますが、私にとってのこの楽曲はそれとは正反対のものです。

Goodbye Girl』には、大人になってからでないと真に理解できない何かが溢れているような気がしています。

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