寝つきが悪い子供で、眠くなるまで起きていたいのに子供だというだけで早く寝なければいけないのは何故だろうといつも思っていました。
木製の二段ベッドの上で橙色の豆電球を睨んでいたことは今となっては懐かしい思い出ですが、当時は本当に不満でした。
今も相変わらず寝つきは悪いけれど、大人になって自由を手にいれたので不満は1ミリもありません。夜は眠くなるまで延々と本を読むのが至福の時です。
それでは、本日の伝統色を紹介します。
目次
伝統色紹介:青藍-Seiran-
青藍とは紫を含んだ暗い青色のこと。
明治時代以降の比較的新しい伝統色で、藍染による「藍色」の中でも彩度が高く色味としては「紺青(こんじょう)」に近い青系の色を指します。
近世まで「藍」という字がつく色は「深藍色(ふかきあいいろ)」のような緑系の色を指していましたが、時代の移り変わりとともに青系の顔料が安価に使えるようになったことによって急速に青系の「藍色」が広まっていったとされています。
作品紹介:『誰かが夜を描いたとして』cadode
夜がふけるほどに孤独の濃度が上がっていく気がする。
映画を観たり本を読んだりスマホの画面をひたすらスクロールしてごまかそうとしても、絶望は消えずにそこにある。たったひとりで朝を待つ。
孤独というものは誰もが当たり前に持っているものです。
誰かがそばにいようと、どれほど愛されていようと、それは決してなくなるものではない。
そして私たちは本当の意味で誰かと理解しあえることはないとを知っていて、それでも誰かと何かを分かち合おうとすることをやめられない矛盾を抱えて生きている。
この楽曲を聴くたびにそんなことを思い知らされます。