日々色好日 #21 「刈安色-kariyasuiro-」

特集

日々色好日 #21 「刈安色-kariyasuiro-」

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少し涼しくなるとよく散歩をします。この時期は歩いている時に下を向きがちで、それはハッとするようなあざやかな色の落ち葉を見逃せないからです。

幼いころ下を向いて歩いているとよく「危ないから前を向いて歩きなさい」と言われました。その時は下を見て歩いている理由を説明できずにただ注意され悲しい思いをしましたが、今だったら「下を向いていることで見えるものもある」のだとちゃんと言えると思いました。

それでは、本日の伝統色を紹介します。

伝統色紹介:刈安色-kariyasuiro-

刈安色は緑味のあるあざやかな黄色を指し、イネ科ススキ属の多年草「カリヤス」で染めたものです。

カリヤスなどススキのたぐいは染色で黄色を出す時に用いられており、古代から日本で多く使われた染料とされています。

とくにカリヤスは名前の通り刈りやすく入手しやすかったため、黄色染に多用されていたそうです。

作品紹介:『裸一貫!つづ井さん』つづ井

(作品について)夜の公園では全力で遊び、自分のお尻を丹精込めてお世話し、ようかんを恵方巻に見立てて一気に食べる……。「不思議なくらい生きるのが楽しい一介のオタク」である作者・つづ井さんと強烈な個性を持つ友人達との日常を描いたコミックエッセイ。

元気がない時によく手に取る本があって、『裸一貫!つづ井さん』はそのうちの一冊です。

友人達とサプライズで誕生日を祝ったり真剣に相撲をとったり、お風呂から出た人をスタンディングオベーションで迎えたり、めちゃくちゃな食レポを真面目にしたりと、普通の日常はユーモアと工夫次第でこんなにも楽しくできるのだということに気づかされます。

読んでいると鬱々としていた気持ちがスッと消えていって、こちらまでつづ井さんのように「生きるの、楽しい~!」という気持ちになることができます。

視点を変えて世界を見ると、それまで見ていたものとはまた別の面白いことがある。それもこの本を読んで気づいた大切なことのひとつです。

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