日々色好日 #5 「純白-junpaku-」

特集

日々色好日 #5 「純白-junpaku-」

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晴れた日は窓辺や河原で日光浴をするのが好きです。

適度な日光浴は科学的にも健康に良いとされており、太陽光を浴びることで体内で作られるビタミンDが骨の健康を守ります。また、うつ病や心疾患、認知症の予防にもなるそうです。

紫外線による日焼けはやっぱり少し気になりますが、日焼け止めを塗ったらあとはなるべく神経質にならず日光浴を楽しむようにしています。 

なにかに悩んでいても落ち込んでいても、好きな音楽を聴いたり本を読んだりしながら日光浴しているだけであたたかく満たされる。日々を穏やかに過ごすため、個人的に大切にしている習慣のひとつです。

6月は雨の日が多くなりますが雨も大好きなので問題なし。日光浴できない分、やわらかな雨音を聴いてリラックスできたらいいなと思っています。

それでは、本日の伝統色を紹介します。

伝統色紹介:純白-junpaku-

純白は、他の色が混じることのない完全な白色のことを指します。

もともとは色名ではなく「汚れない清らかな心」という意味の言葉だったそうですが、近年になってその言葉の持つ清廉潔白なイメージから何も混じらない真っ白な色を表す色名になり、近代文学でもよく使われるようになりました。

伝統色の中には「胡粉」「月白」「卯の花色」など白色系統の色がいくつかありますが、何も混じらない白色というのは純白だけ。白さを表す形容詞としてもよく用いられます。

作品紹介:『東京、オーロラ』青柳圭介

生きていくことは、好きな色の絵具や写真や雑誌の切り抜き、色とりどりのシールで真っ白な画用紙を埋めていくことに似ている。

そんなことを考えてしまうのが写真集『東京、オーロラ』です。

「東京でオーロラが観れるなら。
安易に付けたタイトルで、東京でオーロラなんて観れるわけないけど、ひとつ決めたことをひたすら続けていけば何かすごいことを僕にも起こせるんじゃないかって。
それがどんな色をして、どんなふうに光るものなのか分からないけど、いつか何か起こるという予感と期待だけで写真を撮ることが楽しくなる。」(『東京、オーロラ』あとがきより)

嬉しかったことや悲しかったこと。
差し込む光やそこで鳴っている音楽。
友達と飲んだお酒、大切な人の笑顔。晴れている日、曇っている日、雨の日、雪の日⋯⋯


日常のふとした瞬間をフィルムカメラでとらえた写真は、ひとつひとつに必ず誰かの呼吸や体温を感じとることができます。

なんでもない日々の写真がこんなに美しく光るのだということ。
写真を撮る上で大きな影響を受けた一冊です。

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